マツイ マサナリ
作家。 政治、文化芸術、スポーツ、エンタインメント分野の記者、事業プランナー、国会議員のスピーチライター。
道交法改正から1年。自転車で気を付けるべきことは?
自転車は自動車やバイクとは異なり免許が要らないことから気軽に利用できる乗り物だが、一方で、信号無視、車道の逆走、歩道での暴走などの危険行為が行われているのが実情だ。過去には危険運転で歩行者を死亡させ、多額の損害賠償金の支払いが命じられる判決も出ている。道路交通法改正から1年。自転車に乗るときに私たちが気を付けるべきことは何か。
いよいよ始まる18歳選挙権の生かし方
2015年に行われた公職選挙法改正により選挙権が18歳に引き下げられ、今夏の参院選から新たな基準で選挙が行われる。今回その資格を得たのは高校生を含む18歳から19歳まで約240万人。彼らが新たに政治参加することで何が変わるのか、その可能性をさぐる。
ありのままが魅了する カンボジアの生きている遺跡
世界に観光地は数知れないがカンボジアは一風変わっている。たとえば遺跡だ。他国であれば傷まないよう保全され、世界遺産ともなればなおさら厳格に管理されるものだが、カンボジアでは時間の経過や自然界の侵食にさえ抵抗しない。カンボジアではそんな「ありのまま」の姿が人々を惹きつける源となっている。その現場をレポートする。
街を楽しく豊かにする「ミズベリング」とは何か?
都市の中などで生まれた空間を生かしていこうという発想の下、川や海辺など「水辺」の可能性に着目し、楽しく豊かな街づくりに若者たちが取り組んでいる。それが「ミズベリング」だ。街を流れる川を生かせば、そこでの生活が楽しく豊かになるだけでなく、パリのような素敵な街にも生まれかわる。その取り組みを取材した。
マカオが日帰りの観光地から宿泊する街に変わった理由
1999年に行政権がポルトガルから中国に返還されて以降、観光地としてめざましい発展を続けるマカオ。美しい歴史遺産、IRを柱とするエンターテインメントなど、人口約64万人・総面積が世田谷区の半分ほどの街が世界から人を集めている。魅力に溢れる現地を歩いてみた。
なぜ「公募議員」に不祥事が相次ぐのか?
国会議員の不祥事が相次いでいる。国会本会議を欠席して私的な旅行をしていた疑惑がもたれ維新の党を除名された議員、金銭スキャンダルで自民党を離党した議員、同じ自民党議員の妻の出産入院中に不倫をしていた議員などがあげられるが、彼らには共通点がある。「公募議員」であることだ。こうした議員を生んだ背景には何があるのか?
アメリカ大統領選挙、トランプ大統領はあり得るか?
アメリカ大統領選挙の火ぶたが切って落とされた。今回台風の目になっているのが共和党から立候補している不動産王のドナルド・トランプ氏だ。度重なる「暴言」や「差別発言」にもかかわらず人気は増すばかり。アイオワ州の予備選挙で敗れたとはいえ1位とは僅差。なぜトランプ氏は人気を集めているのか? もし大統領になることがあるとしたらどんな条件が揃った時か?
パーヴォ・ヤルヴィが引き出すN響の魅力・音楽の喜び
2015年9月からNHK交響楽団の首席指揮者を務めているパーヴォ・ヤルヴィ。N響にこのポストが設けられるのは初でヤルヴィは文字通り初代となるが、彼の就任により、これまでも素晴らしい音楽を演奏してきたN響に"ある変化"が起きている。それはいい音楽を創り出すことにとどまらない、音楽をすることへの喜びの爆発だ。
SMAP騒動に見る「アイドルは誰のものなのか?」
日本のみならず外国でも駆けめぐったSMAPの解散騒動。一連の出来事を“騒動”と表現すべきか否かは議論が必要だが、1月18日にグループ存続でひとまず決着した。背景にはファンの熱意などもあったと伝えられるが、一歩引いて見ると「アイドルとは誰のものなのか?」というテーマが浮かび上がる。
世界遺産先駆者のハノイに学ぶ、真の観光のあり方
観光地としていま注目されているベトナムのハノイ。この地域にはユネスコ世界遺産「ハロン湾」、そして2014年に新たに登録されたチャンアン景観複合体などがあり、ハノイはそれらへ足を伸ばす起点ともなっている。地球規模で世界遺産がブームとなる近年だが、その先駆者でもあるベトナムでは世界遺産および観光はどのような姿なのか。現地を訪れてみた。
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