すがわら みちひと
現役脳神経外科医。脳血管障害を中心に、救急医療からリハビリテーション、予防医療までの現場経験を元に、くも膜下出血・脳梗塞・認知症などに代表される脳・神経の病気について、役立つ情報をお届けします。幸せな人生を送るために、どうぞご利用下さい。
シューマッハを救った「脳低温療法」…目的と問題点
2013年末、フランスのメリベルでスキー転倒事故により頭部に重傷を負った、元F1レーサーであるミハエル・シューマッハ氏。その後、医師たちの懸命な治療により、昏睡状態から目覚め、2014年6月に退院したという報道がありました。この時の治療に用いられたと言われる「脳低温療法」。これはどのような治療方法なのでしょうか?
社会人になり太った人に読んで欲しい、肥満の怖い話
肥満は、喫煙やアルコールの飲み過ぎと同じようにカラダを蝕みます。将来、心筋梗塞で突然死したり、脳梗塞で介護が必要な状態になったりするような大きな健康トラブルになる可能性がたかくなる肥満。肥満がもたらすカラダの変化をまとめました。
【未来予期治療】 「未来の健康」に関する意識調査
遺伝子検査のように“個人”に対して「未来の健康」を予測しオーダーメイドで診断や治療ができる「未来予期治療」が、今年の「国民の決断2013」にて、見事に一位となり、みなさんにとっても関心が高い出来事であることがわかりました。そこで、株式会社オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」は、「未来の健康」に関するアンケート調査を実施。ここでは、その結果につき解説させていただきます。
万引きなどの反社会行為も…「ピック病」という認知症
40~50歳代の働き盛りに、性格や趣味嗜好が変化してしまい、万引きなどの反社会行為をしてしまう病気・「ピック病」をご存知でしょうか? ピック病は認知症を引き起こす病気の中では稀なものですが、症状に特徴があり、注目されています。
やけどの重症度と知っておくべき応急手当法
誤って熱いやかんに触れてしまったり、カイロを長時間あててしまったり、夏の強い日差しによる日焼けでも起こりえる、一般的な外傷・やけど。正確には熱傷と言います。やけどに関する正しい基礎知識と、もしものときのために知っておくべき応急処置法をご紹介します。
くも膜下出血の原因と症状
毎年約1万4千人もの命を奪うくも膜下出血。2010年には巨人の木村コーチがこの病気で亡くなられてしまいました。くも膜下出血の原因と症状について、わかりやすく解説します。
現役脳神経外科医が教える、とっておきの頭痛管理方法
頭痛はだれもが一度は自覚したことのあるありふれた症状ですが、日常生活に影響が出るくらいつらい症状になることもあります。そして、たかが頭痛と周囲に理解されないこともあり、悩んでいる方々は多いのです。そこで、ここでは、頭痛の付き合い方を簡単にお教えしましょう。
片頭痛発作時の緩和アドバイス・対処法
突然に頭がズキンズキンと痛くなる片頭痛。わが国の大規模調査によると、なんと1000万人以上の日本人がこの片頭痛に悩んだ事があるというデータがあります。ここでは、その片頭痛の緩和アドバイスと対処法についてお知らせします。
毎朝5分で変わる!脳の力を高める朝絵日記の薦め
頭をよくする方法があれば、多くの人が知りたいと思うでしょう。年齢に関わらず、物覚えが悪くなった、人の名前が思い出せないなど、脳の力の衰えを心配する人はと多いものです。脳の力を効率的に鍛える方法を脳神経外科医の視点からご紹介します。
ベル麻痺の症状・検査・治療
ベル麻痺とは、顔の筋肉を動かす神経である顔面神経が急に機能しなくなり、まぶたが閉じれなくなったり、口元が垂れ下がったりする病気です。そのなかで、原因不明なものを特別にベル麻痺と呼びます。早期治療により完治しやすい病気ですので、正しい知識を身につけましょう。
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