ふかの やすひこ
生活者の家計と人生に寄り添う、お金相談のエキスパート!
業界歴30年以上となり、FPのなかでもベテランの域に。さまざまなメディアを通じて、家計管理の重要性や投資の啓蒙など、お金周り全般に関する情報を発信しています。 好評連載『マネープランクリニック』にて、ユーザーからの相談に長続きできる無理のない家計管理法をアドバイスしています。
長期投資なら新興国株ファンドは外せない
アベノミクスに加えて東京五輪招致が決まったことから、日本株に投資家の関心は集中していると言っても過言ではないでしょう。あるいは、株価指数が最高値圏にあり、またシェールガス革命を追い風にした米国株式に注目している投資家もいることでしょう。しかし長期投資という観点からは高い成長が期待できる「新興国株」を無視するわけにはいかないと思われます。
長期金利の上昇はREITにマイナスなのか
わが国の長期金利は0.7%を挟んだ落ち着いた動きとなっているものの、先行きは緩やかな上昇を予想する専門家が大勢を占めています。金利の上昇はJ-REIT(不動産投資信託)にとってマイナス要因となるといわれていますが、本当にマイナスとなるのか検証してみたいと思います。
表面利率何%をメドに社債を購入すればよいのか
債券投資に影響を及ぼす長期金利は、2012年から続いた低下トレンドに終止符を打ったようです。2013年夏場以降は0.7%を挟んだ展開が続いていますが、専門家の先行き見通しの大勢は緩やかな上昇です。金利の上昇は債券投資にとってネガティブな要因となるはずですが、債券は他の確定利付き商品よりも利率が高くなっています。何%以上の利率であれば、金利が上昇しても損をする可能性が低いのか予測してみましょう。
新規設定が急増しているバンクローンファンド
投資信託の新規設定では毎年のように新たなテーマや投資対象、あるいは人気になる通貨などが変わります。2013年度上期は、通貨選択型の選択通貨が変わった以外は明確な傾向が出ていませんでしたが、下期はバンクローンファンドが脚光を浴びるかもしれません。新規設定が増えているバンクローンファンドを探ってみることにしましょう。
NISA投資ではリスクコントロール型ETFに注目
10月1日よりNISA(少額投資非課税制度)の本申し込みが始まりました。初日の10月1日だけで358万件もの申請が税務署にあったそうです。個人投資家の裾野が広がることが期待できる出足といえそうですが、投資初心者には相変わらず敷居が高い気がするのは気のせいでしょうか。投資初心者向きの注目商品を見てみたいと思います。
ブラジル・ボンド・オープンは厳しい状況が続く
ブラジル中央銀行が600億ドル規模の為替介入を発表した2013年8月22日以降、ブラジルレアル売りの勢いは鈍化しています。同中央銀行が8月28日に4会合連続で政策金利を引き上げたことも、レアル売りにブレーキをかけたようです。ブラジルレアル建て債券を投資対象とするわが国最大の投資信託の運用成績を分配金中心に探ってみましょう。
「平均負債695万円、前年比7.4%増」から家計を考える
家計全体を見る場合には、貯蓄だけではなく負債も見なければなりません。いわゆるバランスシートの発想です。さらに、世帯属性別の貯蓄・負債の状況も見てみることにしましょう。
グロソブが純資産総額トップから陥落
長らくわが国最大の純資産残高トップに君臨していた国際投信投資顧問が運用する「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」。一時期は世界でもトップ5に入るほど巨大な投資信託に成長したにもかかわらず、ついに国内首位の座を明け渡すことになりました。グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)凋落の背景を探ってみることにしましょう。
償還期間の長い債券への投資は控えるべき
2013年9月4日に9月募集(10月発行)の個人向け国債の発行条件が決まりました。9月は全ての個人向け国債が募集されますが、前回全てが募集された6月と比較すると金利は低下しました。社債の発行環境などを含め債券投資について考えてみましょう。
運用成績好調な外国株ファンドにも共通点が
2013年、これまでの投資信託は日本株ファンドが一人勝ちの様相を呈しています。しかし、投資の基本は「国際分散投資」であることは、いつの時代も変わることはありません。外国株で運用される投資信託の成績を調べて見ることにしました。
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