ふかの やすひこ
生活者の家計と人生に寄り添う、お金相談のエキスパート!
業界歴30年以上となり、FPのなかでもベテランの域に。さまざまなメディアを通じて、家計管理の重要性や投資の啓蒙など、お金周り全般に関する情報を発信しています。 好評連載『マネープランクリニック』にて、ユーザーからの相談に長続きできる無理のない家計管理法をアドバイスしています。
MRFは事実上の元本保証商品になる
投資信託は私たち投資家から集められたお金をまとめ、株式や債券などで運用され、その運用の成果を投資家に還元する金融商品です。投資対象は価格が変動する有価証券などであることから、当然ながら元本は保証されていませんでした。しかし、法改正により極一部の投資信託ですが、事実上の元本保証商品になる予定です。
ケープ・レシオを活用して業種を絞り込む投資信託
新しい投資対象、新しい運用スタイルにほぼ出尽くし感のある投資信託。2013年度は近年になく多くの新規設定のファンドが登場しました。そのほとんどはNISA対応を謳ったバランス型の投資信託です。機動的なリバランスが売りのようですが、目新しさがあるわけではありません。そのような1年度の締めくくりに、日本初の運用スタイルを用いた投資信託が設定されたので見ていくことにしましょう。
積立貯蓄、やってはいけない3つの「ム」とは(その2)
積立貯蓄の王道はいつの時代も「地道にコツコツ、継続は力なり」で変わることはありません。その1でも述べたように、積立貯蓄には派手さがないことから継続するには戦略も必要になります。やってはいけない3つのムの残り2つをパート2では解説します。
積立貯蓄、やってはいけない3つの「ム」とは?(その1)
新年度や新年という区切りを迎えると、私たちは改めて何かを始めようと考えます。お金に関しては、積立貯蓄が最たるものと言えるはず。積立貯蓄は誰にでも、また明日からでも始められるものですが、反面、地道にコツコツを細く長く続けていくことが大切になります。初心に立ち返るために、2回に分けて細く長く続けて行くための考え方をお教えしたいと思います。
軟調な株式市場に連動してETF市場はジリ貧
株式市場の売買代金が低迷していることに同調して、ETF・ETN市場の売買高も右肩下がりの状態が続いています。活発に売買が行われている銘柄にも変化はなく、一部の銘柄が1日の売買高を増やしているに過ぎません。東京証券取引所から公表された「月間ETF・ETNレポート(2014年3月)」で3月の市場を附款すると同時に、2014年1~3月の動向も見てみることにしましょう。
資産運用で「好き嫌い」は控えよう
資産運用では「国際分散投資」が基本になります。国際分散投資の考え方は後日、基本から解説させていただきますが、その前に資産運用の心構えを何回かに分けて(不定期ですが)述べて見たいと思います。今回は、資産運用において好き嫌いは控えようと題して解説していきましょう。
絶対リターンを意識した運用成果の日本株ファンド
2014年の注目日本株ファンドとして2013年12月18日にご紹介した、コモンズ投信が運用する「ザ・2020ビジョン」。運用が開始されてから3ヵ月が経過し、2014年4月8日に東京で運用報告会が行われました。運用の途中経過をご報告することにしましょう。
3月はインド、トルコ株ファンドの成績が好調
2014年3月の運用成績が好調な投資信託は、新興国株式を投資対象とする投資信託でした。1ヵ月という短い期間で見ると、毎月騰落率上位ファンドの顔ぶれが変わっていることがわかります。投資資金の流出入額では、新規設定された投資信託に資金流入が目立ちました。流出額のトップは、3ヵ月連続グロソブです。3月の投資信託の状況を見てみることにしましょう。
消費税の引き上げで3度目の円安となるのか
2014年4月1日より消費税率が5%から8%へ引き上げられました。1997年4月に3%から5%へ引き上げられて以来、17年振りの引き上げです。消費税の引き上げは財政を健全化させるために行うのですから、為替市場は外貨安/円高になりそうですが、なぜか過去2回とも円安になっているのです。過去の動きを振り返って見ましょう。
個人向け国債を含め債券の金利は低空飛行を継続中
安全確実に運用したいお金で少しでも高い金利を得ようと考えるならば、定期預金よりも個人向け国債や個人向け社債がその対象となるはずです。2014年4月2日に4月募集の個人向け国債の発行条件が決まりましたが、金利水準は魅力的とは言えません。2014年1月から3月の個人向け社債の発行状況なども触れつつ、今後の債券投資の環境を予測してみましょう。
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