相続・相続税
相続税の計算方法(2ページ目)
相続税がかかる財産、相続財産の評価の仕方、相続税の計算方法や税率、控除など、相続税のしくみを理解する上で知っておきたいことを解説します。
記事一覧
相続税の不動産評価・基礎編
ガイド記事清水 真一郎相続税の不動産評価の基本的なところをご紹介します。細かな評価は、税理士に任せるとして、ざっくりと評価方法を確認しておきましょう。路線価地域と倍率地域不動産の評価の基礎を確認路線価が付されている地域では、土地は、路線価を基に評価します。路線価は、毎年7月に発表されます。平成21年中に相続があった人は、...続きを読む
相続税の不動産の評価が大きく下がる評価方法
ガイド記事清水 真一郎相続税は、税理士の土地評価次第で税額が大きく変わります。相続税の土地の評価が大きく下がるポイントをまとめました。なお、細かな補正は省略しています。広大地の評価広大地の評価右図の土地を単純に評価すると次の評価になります。「300D」とは、1平米当たり300千円(30万円)で借地権割合が60%という意味...続きを読む
事例で確認!相続税の小規模宅地等の特例の適用要件
ガイド記事加藤 昌男小規模宅地等の特例とは事例で小規模宅地等の特例の要件を確認しましょう。小規模宅地等の特例とは、相続税の計算上、被相続人等の自宅や事業用の敷地の評価について、一定の要件のもと高額な減額が認められているものです。これは、自宅や事業用の敷地に相続税をまともに課したのでは、居住や事業を継続できなくなってしま...続きを読む
相続税の小規模宅地等の特例 メリット2
ガイド記事清水 真一郎前回の小規模宅地等の特例メリット1では、小規模宅地等の特例を受けるとどの位減額になるのかを確認しました。今回は、特例の適用を受けられる物件が複数ある場合の選択を確認しましょう。具体例小規模宅地等の特例の適用が受けられると税額が大きく違う!相続が発生し、遺産の中に下記の小規模宅地等の特例の適用が受けら...続きを読む
借地権とは?借地権も相続税の対象に
ガイド記事清水 真一郎借地権とは借地権とは、建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権をいいます。借地権も相続税や贈与税の課税対象になります。借地権には、5種類の借地権が存在しますが、一般的には借地権は旧借地法(借地借家法第3条)を指します。分かりやすく言えば、戦後土地が空いていたところに、土地所有者に頼んで借地権者が...続きを読む
相続税における広大地の税務評価
ガイド記事加藤 昌男広大地とは評価額が大きく下がる!「広大地」に該当する土地とは、その土地を売却するときに右図のように道路(黒塗部分)を入れて戸建分譲することが想定される土地です。市街化区域なら3大都市圏で500平米以上、その他の地域で1000平米以上あることが条件です。自宅、畑、駐車場、山林などの有効利用されていない...続きを読む
相続財産を譲渡した場合の取得費の特例、今後縮小へ?
ガイド記事小野 修相続した土地を売ると、所得税が安くなる!?相続税と譲渡税の二重の増税に?財産を売った場合はその利益金額に対して所得税がかかります。このうち、相続した財産を売った場合は所得税を少なくできる「取得費加算の特例」があり、特に土地を売った場合はこの特例の影響が大きいのが特徴です。しかしながら、平成27年から...続きを読む
遺贈で財産を取得した場合の相続税はどうなる?
ガイド記事加藤 昌男遺贈で取得した財産は相続税の対象?遺贈で取得した財産には相続税の対象に被相続人(亡くなった人)の介護をしていたAさん(被相続人の親族ではない)は、被相続人から遺言で空き家になっていた家1軒(土地・家屋)をもらいました。このように遺言で遺産の全部または一部を与えることを「遺贈」といいます。遺贈には“相...続きを読む
土地価格を知る、土地評価・価格について
ガイド記事加藤 昌男相続税の評価の基となる路線価が分かる!相続税の計算で使うのは路線価路線価は、相続税や贈与税の財産評価の基準になります。道路1本1本に評価額が付されていて、「←300D→」などと記載されています。「300」は1平米当たり300千円という意味で、「D」は、借地権割合が60%であることを示しています。ちな...続きを読む
公示価格、路線価の相続・相続税での使い方
ガイド記事加藤 昌男公示価格とは公示価格とは公示価格(公示地価)とは、毎年1月1日時点の標準地の正常な価格(※)です。価格情報を開示して土地取引を円滑にするのがねらいで公共事業用地の取得価格の基準となっています。毎年3月に発表されます。(※)「正常な価格」とは、土地について、自由な取引が行われるとした場合における通常成...続きを読む