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夏ドラマ情報 (2ページ目)
7月から始まるドラマ情報を紹介しています。
記事一覧
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若者たち:山本圭といえば学生運動、田中邦衛といえば
トレンディドラマ以前のフジテレビドラマで重要な作品として思い浮かぶのは60年代『若者たち』、70年代『白い巨塔』、80年代『北の国から』の三つ。このうち『白い巨塔』は2003年に唐沢寿明主演でリメイク。『北の国から』はスペシャルとして2002年まで続きました。しかし1966年の『若者たち』は、...続きを読む
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夏ドラマ概況:『HERO』は伝説を復活?それとも……
7月末になり夏ドラマの全体像が見えてきました。現状をまとめてみましょう。グラフはいつもと同じく縦軸が記事を書いている時点で最新の7月18日~24日の視聴率、横軸は初回視聴率と最新視聴率との差で、初回視聴率はなにも見ていない段階での期待値だから、初回視聴率との差は最初の期待からどれだけおもしろか...続きを読む
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夏ドラマスタートガイド:新たな定番はできるのか(後)
夏ドラマ、10日(木)放送分までの状況は『GTO』がまさかの初回ヒトケタ視聴率、『若者たち2014』も12%台とイマイチで、期待作が意外に低迷。視聴率の理由は「らしくなさ」に。『GTO』は高校生の問題を深くえぐる学園ものとしてはいいかもしれないけど、鬼塚(AKIRA)がまったく「グレート」じゃ...続きを読む
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夏ドラマスタートガイド:新たな定番はできるのか(中)
7月4日(金)の『家族狩り』と『匿名探偵』で夏ドラマが本格的にスタートしました。『家族狩り』は全体に重めな内容ですが、伊藤淳史のコミカルな演技で救われます。『匿名探偵』は前シリーズに比べてギャグとエロ抑え目、ハードボイルド強めできました。高橋克典の最近の役柄にあわせての変更だと思いますが、『特...続きを読む
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夏ドラマスタートガイド:新たな定番はできるのか(前)
事件ものと続編もの夏ドラマは一話完結の刑事・事件ドラマが多いのは相変わらずですが、続編・リメイクものもまた多い。代表的なのは両方の要素を合わせ持つ木村拓哉主演の『HERO』の復活。視聴者が定番志向なのか、それともテレビ局が新しいものを生み出せていないということなのでしょうか。まずは序盤戦、7月...続きを読む
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DOCTORS2:高嶋政伸の怪演、転換点は2007年
『あまちゃん』と『半沢直樹』、二つ大ヒット作があるため影に隠れがちですが『DOCTORS2 最強の名医』も6話までの平均視聴率が17%強とヒット中。DOCTORS 最強の名医 DVD-BOXその要因は沢村一樹演じる主人公・相良浩介の「患者のためなら手段を選ばない」という信条と人を喰ったキャラは...続きを読む
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姓名が題名はヒット:半沢直樹,古畑任三郎,それに……
『半沢直樹』が好調です。好調の要因としては 銀行員も納得のリアルな設定 敵味方がはっきりして、最後は主人公が勝つ(だろう)勧善懲悪型ストーリーを展開 そして堺雅人の鋭いしゃべり演技に支えられ主人公・半沢直樹のキャラクターが立っている東京中央銀行大阪西支店として使われている阪急...続きを読む
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夏ドラマスタートガイド:夏ドラは名前で勝負する(後)
夏ドラマ序盤戦は『半沢直樹』初回2時間スペシャルが20%弱と好スタート。内容もいいですけど、やはり姓名をタイトルにするというインパクトが効いた?それでは7月10日以降スタート、夏ドラマの後半を紹介します。7月10日(水)スタート『ショムニ2013』フジ系水曜22:00~原作:安田弘之脚本:丑尾...続きを読む
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石の上にも3年、「朝ドラ女」は35年
2012年の4~6月に放送していた『リーガル・ハイ』。「正義とはなにか」などについてひねった見方をするおもしろいドラマでした。その中で印象的な言葉がありました。主人公の弁護士・古美門研介(堺雅人)が、新人弁護士の黛真知子(新垣結衣)を「朝ドラ女」と揶揄するのです。その意味は「正義感が青くさい」...続きを読む
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先が見えない現代に『リッチマン、プアウーマン』
2012年の夏ドラマも『黒の女教師』がスタートし、出揃いました。では、現状をまとめてみましょう。グラフは、縦軸が記事を書いている時点で最新の7月18~24日の視聴率(ただし『京都地検の女』『遺留捜査』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『主に泣いてます』は休止のため直近のデータ)、横軸は初回視聴率と最...続きを読む