相続・相続税
相続税の計算方法
相続税がかかる財産、相続財産の評価の仕方、相続税の計算方法や税率、控除など、相続税のしくみを理解する上で知っておきたいことを解説します。
記事一覧
相続税がかかる財産
ガイド記事清水 真一郎相続税がかかる財産どんなものに相続税がかかるのか?相続税について最初にやることは、相続税がかかる財産を把握することです。相続税の対象となる財産は、次の3つです。それぞれ個別に確認していきましょう。・本来の相続財産・生前の贈与財産・みなし相続財産本来の相続財産本来の相続財産(遺産分割の対象となる財産)...続きを読む
相続税がかからない財産とは?非課税財産を知ろう
ガイド記事加藤 昌男相続などにより取得した財産のすべてが課税対象だが例外も相続税では原則として、相続などにより取得した財産のすべてが課税対象になります。しかし、その取得した財産の中には財産の性質、社会政策的な見地、国民感情などから課税しない方がいいものもあります。そこで、これらの財産については「非課税財産」として限定列...続きを読む
相続税にはいろいろな控除がある
ガイド記事清水 真一郎相続税は下記の手順で計算されます。1.各相続人等の取得財産を合計し、相続税の総額を算出2.「1」の金額を各人の取得財産に応じて按分3.「2」の金額に各人の個別事情を考慮(加算、控除)し、納付すべき相続税額を算出今回は、上記「3」の各人の個別事情を考慮するところを確認します。相続税額の2割加算個別事情...続きを読む
相続税の計算方法
ガイド記事清水 真一郎相続税の計算方法を確認しましょう。さらに、財産が増減した場合や手取額の簡単な計算方法についても確認しておきましょう。事例相続財産10億円法定相続人配偶者、子2人の合計3人各人の取得財産額配偶者が5億円、子Aが4億円、子Bが1億円相続税の計算手順相続税はどのように計算するのか?相続税の計算手順は、次の...続きを読む
相続税の課税最低限とは
ガイド記事小野 修相続税は、亡くなられた人の財産がある一定の金額を超えた場合にかかります。この一定の金額のことを「課税最低限」といいます。この課税最低限は「基礎控除」と「配偶者控除」の2種類。また、状況によって金額は変わってきますので、詳しく解説していきましょう。相続税の基礎控除平成27年から相続税は大衆課税になるど...続きを読む
相続税の基礎控除額とは?計算方法を解説
ガイド記事小野 修相続財産が基礎控除額を超えなければ税金はかからない相続税は、相続が発生すれば必ずかかるということではなく、相続財産が一定の額を超えた場合に初めて発生します。その一定の額のことを「基礎控除額」といいます。まずは基礎控除額を計算し、相続税がかかるか確認言い換えれば、相続財産がこの基礎控除額を超えなければ...続きを読む
相続税の配偶者控除とは? 計算方法と注意点
ガイド記事小野 修配偶者には相続税の負担が軽くなる“優遇措置”がある相続税は、財産を取得した人が取得した割合に応じて支払います。しかし、配偶者が相続税を支払うケースはほとんどありません。これは配偶者控除(配偶者に対する相続税額の軽減)という措置があるからですが、いくつか注意点があります。詳しく解説しましょう。配偶者に...続きを読む
相続税の配偶者控除、使い方によってはデメリットも
ガイド記事小野 修相続税の配偶者控除は使えるだけ使った方が有利?配偶者控除のことばかり考えてはいけない。配偶者は法定相続分もしくは1億6000万円までの財産の取得には、配偶者控除により相続税がかかりません。ですが上限まで使う方が良いかは一概には言えないことがあります。それは「今回(一次相続)の相続税は安いが、次の配偶...続きを読む
相続税・相続財産から債務控除できるものできないもの
ガイド記事加藤 昌男相続税は、正味財産(純資産)に課税されます。従って、原則として財産額から債務を控除できます。また、亡くなった人(被相続人)の葬式費用は、厳密には債務ではありませんが、死亡(相続開始)に伴い確実にかかる費用であるため、債務控除が認められています。債務・葬式費用には、債務控除できるものとできないものがあ...続きを読む
相続税の節税額と手取額の計算方法
ガイド記事清水 真一郎事例を基に相続税を計算まずは通常の相続税の計算の流れからおさらい相続税の節税額と手取り額の計算方法のお話をするために、まずは通常の相続税の計算の流れから、事例を通して見ていきましょう。■事例財産(課税価格)5億円法定相続人の数2人(内訳配偶者なし・子2人)子Aは財産3億円を取得、子Bは財産2億円を取...続きを読む