意外にみみっちいというのが実感です
しかし、実際に利用してみると、1%のポイント付与というのはお得感ではいまひとつです。例えば、1%というと、1万円の買い物をしても100円しか返って来ない計算になります。しかも、コンビニで1万円の買い物をするというのは至難の技です。弁当一個500円として弁当を20個買わなければ1万円になりません。ですから、セブンイレブンだけでポイントでたっぷり還元を得ようとすると難しい。ヨドバシやビックカメラのように単価が20万円、30万円のパソコンで、しかも、ポイント付与率が8%という還元に慣れている私にとっては、セブンイレブンの1%は何ともみみっちいものにみえました。グループで使うと得になる、秋以降に期待
その意味で、nanacoはグループのイトーヨーカドーやデニーズで使えるようになった時に初めて真価を発揮するのでしょう。つまり、ヨーカドーやデニーズなら家族で行って1万円の支払いもそれほど難しくないので、そちらで1万円の買い物をして100円のポイントを貯め、セブンイレブンで使うというスタイルです。こうすれば、たっぷりのお得感を得ることができます。したがって、ヨーカドーでnanacoが使えるようになる秋からが本番になるとみてよいでしょう。JCB、ヤフーのポイント交換にも注目
さらにポイント交換にも期待です。いまのところJCBのOKIDOKIポイントが夏からnanacoとの交換(一方通行)できるのをはじめ、ヤフーのポイントが秋以降は双方向で交換できます。アイワイカードのポイントも秋以降nanacoに一方通行で交換できます。ANAとのマイル交換も検討されていますが、これは詳細は決まっていません。ですから、もうひとつのやり方は提携ポイントをドッサリためておいてこまめにnanacoに移して使うという方法です。nanacoはJAL、ANAに変わって小銭代わりに使える便利な出口になる可能性があります。nanacoはボーナスポイントで得をしよう
それとボーナスポイントを見逃さず上手に使うのもいいでしょう。東京地区限定ですが、弁当、ミニ弁当30ポイント、500ミリリットルのペットボトルが20ポイント、調理面30ポイント、おにぎり10ポイント、ボトルガム100ポイントなどがあります。これらの情報を見逃さずに使うとうまくお得を取ることができます(実施期間はそれぞれ異なりますので確認願います)。【関連リンク】
「nanaco」ホームページ