外貨預金・外貨MMF/外貨投資関連情報

外貨預金で国際分散投資に挑戦 資産は「円」だけで大丈夫?(2ページ目)

外貨預金の魅力と言えば、高金利。円資産だけではなく、ドル・ユーロ等の外貨資産もポートフォリオに組み入れることによって、今後の日本経済の先行きが不透明な現在、よりバランスのとれた分散投資ができるのではないでしょうか。ただし、外貨投資には為替リスクが付きものですので、リスクを理解した上での運用を。

執筆者:大寺 由紀子

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外貨預金には普通預金と定期預金があり、まとまった金額を貯蓄目的で預け入れる場合は、定期預金に、主に為替の動きに合わせてより有利な通貨での資産保有を目的とする場合は、普通預金に預け入れることになるでしょう。また、東京三菱銀行の外貨貯蓄預金は、外貨を積み立て購入(月1万円から)できる仕組みになっています。積立貯蓄を検討されている方はこういった外貨商品も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

●外貨普通預金

ドル建て外貨普通預金の金利は1%程度。ネットバンキングやテレフォンバンキングを利用して円預金口座と外貨預金口座間の振替サービスを行っている銀行も多く、またATMで円預金口座と外貨預金口座間の振替サービスを行っている銀行もあり(富士銀行(ドル建てのみ)等)、為替相場の動向を見ながらタイムリーな取引を行うことが可能です。

●外貨定期預金

外貨定期預金の金利は3~4%程度。期間は通常1ヶ月~1年で、10万円相当額程度から開始できます。中途解約は原則不可ですが、中途解約利率(普通預金利率)適用を条件に可能な場合もあります。また、為替予約を受け付けている場合、預け入れ期間中に解約レートを確定することができます。

●シティバンクのユニーク外貨商品

外貨預金として特色のある商品としては、外貨運用に強いシティバンクの、外貨投資初心者向け商品「マイファースト外貨」、長期運用を目指す人向けの商品「ステップアップ定期」が挙げられます。

「マイファースト外貨」は、毎月一定額の円資金を外貨に預け替えるため、購入単価を平均化し、短期間の為替変動リスクを抑える効果があり初心者向け。

「ステップアップ定期」は、6カ月ごとに金利がアップし、利息は毎月もらえるのが魅力の2年もの外貨定期預金。預金開始後6カ月以降ならいつでも中途解約が可能なため急激な為替変動に対応可。
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