預金・貯金/貯金箱と小銭貯金の活用術

貯蓄は“見える化”で楽しくなる(2ページ目)

いくら貯まっているのかが一目瞭然! マス目を塗りつぶすたびにモチベーションが上がる! 1000万円貯めた夫婦が実践していた残高「見える化」と、それを支える銀行の自動積立サービスをご紹介します。

坂本 綾子

坂本 綾子

預金・貯金 ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

20年超の記者経験を持つFPが、銀行・郵便局、金融商品との賢い付き合い方をお教えします!

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目的別の貯蓄も合算するのがコツ

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別々の口座で貯めている貯蓄も合わせて「見える化」するのがコツ。
将来の子どもの教育費に200万円、住宅の頭金に300万円が目標で、今のところ教育費は30万円、住宅の頭金は70万円貯まっているとします。この場合、作るマス目は合計の500個です。

頭の中で数字だけを計算すると、教育費も頭金もまだまだ道は遠く険しい感じがしてしまいますが、500個のマス目を作って30個プラス70個の計100個を塗りつぶしてみてください。ほら、すでに5分の1は貯まっているんです。これまでの頑張りをスペースで確認できるのが、この方法のいいところ。

マス目の作り方は、目標が100万円なら10個×10個、200万円なら10個×20個、500万円なら25個×20個でもいいし10個×50個でもいい。マス目に数字をふっておくとわかりやすいけど、面倒なら5、10、20、50、100などの単位で入れてもいいですね。塗る色は10万円ごとに変えても、目的別に変えてもいい。マス目の数も形も、色もお好きなように。塗る作業も思いっきり楽しんでください。そして、たびたび眺めましょう。

「見える化」作戦を支えてくれるのが、銀行の自動積立定期です。積立は、お金を無理なく貯めていくための王道。

銀行ごとに特徴がある自動積立

積立額と積立日を設定しておくと、自動的に普通預金から定期預金に振り替えてくれるのが、銀行の自動積立定期。都市銀行や地方銀行、ゆうちょ銀行などで利用できます。

毎月の自動積立に加えて、残高に余裕があるとき随時、積み立てられる、ボーナス月の増額ができる銀行がほとんど。申込みが必要ですが、いったん設定すれば、あとは積立に回ったのを確認してマス目を塗りつぶすだけ。早く次の積立日が来ないかなーと待ち遠しくなりますよ。

こうしてシステムを作ったら、「見える化」で達成感を感じながら、残高が少しずつ増えていくのを楽しみましょう!
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