銀行・郵便局/銀行口座のしくみと基本

預かる、貸す……銀行のいろいろな役割(2ページ目)

お金を預けると、なぜ利子がもらえるの? 銀行預金はほんとうに安全? そもそもお金を預けるってどういうこと? 銀行が、世の中で果たしている役割を知れば、答えがわかります。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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銀行を通さず、会社に直接、お金を貸すのが社債

大きな会社では、お金が必要なとき、銀行から借りずに社債を発行することがあります。いろいろな人や会社に社債を買ってもらうことでお金を集め、期限がきたら社債と引換にお金を返し、もちろんお礼に利子を付けてくれます。

○○会社の社債を買うことは、銀行預金と違って、直接、その会社にお金を貸すことですから、リスクは自分で引き受けます。社債を発行している会社が倒産したら、お金は返ってきません。社債を買うときは、その会社の仕事の中身や、信用度を自分でしっかり確認する必要があります。 

こんなふうに会社が社債を発行してお金を調達する仕組みを、直接金融といいます。直接金融には、もうひとつ株式の発行もあります。

銀行預金の一番の特徴は安全性

このところ低金利が続いているため、社債が注目を浴びています。銀行が間に入る預金よりも、直接、会社にお金を貸す社債の方が、一般的に金利が高いからです。

また、リスクはあるけれど預金よりもお金を増やせる可能性がある方法として、株式投資もよく話題になりますね。

銀行預金の特徴は、債券や株式投資に比べて金利は低いけれど、その分、安全性が高いということです。
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