資産運用/資産運用をするときの金融機関の活用法

世界トップの銀行が始める資産運用サービス(2ページ目)

日本の金融機関の運用サービスに満足できている個人投資家は多くありません。日本人の投資環境を改善するためには真っ当な運用サービスが求められています。新しい展開が、いまHSBCから!

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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外貨運用と円定期預金

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取材に応じてくださった傳川さんは、前職の証券会社時代の苦い思い出から、HSBCでの再スタートを選択している。
Q(ガイド):ということは、保険商品や住宅ローン、外貨預金も取り扱うのですね?

A(HSBC):はい、死亡リスクに対応する生命保険や、生存リスクに対応する個人年金保険、それに住宅ローン、不動産融資も重要な仕事です。

さらに、HSBCの強みはグローバルであることです。主要国から新興国まで、通貨の豊富なラインアップは大きな特徴です。外貨預金では13通貨に対応でき、為替手数料も取引金額に応じて優遇させていただいています。

Q:保守的な投資家にはどのような商品をすすめますか?

A:そうですね、お客様の潜在ニーズに応じたポートフォリオを提案することが、私たちの使命ですから、だれにでも高リスクの金融商品をすすめる訳ではありません。

たとえば、資産を減らしたくないというお客様なら、日本円の定期預金で十分というケースもあります。HSBCは日本での業務開始より今年で142年なんです。これにちなんで年利1.42%の円定期1,000万円バックという商品をご用意しています。

【関連サイト】HSBCプレミアのページ

傳川さん、ありがとうございました!
日本の投資環境を改善するためにも、新しい試みが日本人投資家に恩恵をもたらすように、ご活躍を祈っています。

さて、日本の金融業界はもっと浄化される必要があります。HSBCの試みが成功するために、次のような課題を乗り越えていくことを見守りたいと思います。
・日本人の保守的なマインドを理解したコンサルテーションができるか?
・運用助言の最適性をどのように証明していくか?
・専任担当者たちの質と量をどのように維持していくのか?
・利益が出るまでの長い道のりを乗り越えて志を遂げるための十分な忍耐力と資金力があるのか?

最後に、読者に強調したいことは、個人投資家にとって最大の課題は、何を買うか?ということではなくて、誰に依存するかという選択です。

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