ケガ・病気! そのときどんなお金がかかる?

ケガ・病気の値段とマネープラン
病気やケガは、いつかかるか、どれくらいの費用になるかが読めないのがマネープランとしては難しいところです。
病気やケガというのは、「いつ来るか分からない」うえ「どれくらいかかるか分からない」のが怖いところです。私も骨折をしたことがありますが、フリーで働いている私は数カ月生活に難儀したことを覚えています。残業代に頼っているサラリーマンの方も同様でしょう。もちろん、お財布的にも大あわてでした。備えるのが難しいですが、だからこそポイントを押さえて備えておきたいものです。

ケガや病気になったとき、どんなお金のことを考えておけばいいでしょうか? 大きく3つのお金について意識しておくといいと思います。
  (1)医療費そのもの(治療・入院・薬等)
  (2)医療費に関連するいろんな費用
  (3)会社を休んでいる期間の生活費

(1)医療費そのもの(治療・入院・薬等)
当たり前のようにかかり、大きな負担になるのが、医療費そのものです。診療にかかれば診察費・治療費がかかりますし、入院すれば入院費用がかかります。薬が処方されれば薬剤費もかかります。それでも、健康保険に加入していることで、実際の負担より少なくてすんでいるわけですから、実際の医療費の高さを考えると恐ろしくなります。

ちなみに、現在の健康保険では「高額医療費」という制度があり、世帯あたり月額72300円を超える医療費の自己負担についてはそれ以上の負担をほとんどしなくてもよい仕組みになっています(差額は後日還付されることになります)。そのため、天井知らずで負担が増えることはありません。ちょっと安心できる制度ですね。

(2)医療費に関連するいろんな費用
次にかかるのが医療費に関連したいろんな負担です。入院すれば差額ベット代や食費等がかかりますし、通院時の交通費などもかかってきます。保険の効かない治療をする場合は全額自己負担になる場合もあります。こうした様々な負担が医療費の上にさらにのしかかってくるわけです。

(3)会社を休んでいる期間の生活費
もし、会社を休むことになったら、有給日数も限られていますし、その期間の生活費のことも気にしておかなければいけません。仮に1年かかる治療になり、その間1円も給料が出なかったら大変です。

多くの会社では傷病を理由とした休職については傷病手当や休職手当などを支給してくれますので、まずはこうした制度を活用します。そのあとは、健康保険による傷病手当金も受けられます。金額的にはおおむね給料の60%程度です(健康保険組合などではそれより多いこともあります)。ただし、1年半まで(傷病手当金の場合)など期限が設けられていることが多いのでいつまでも給付が受けられるわけではありません。

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