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ライブドアショックで焦った人7つの反省!(2ページ目)

ライブドアショックで株式市場は乱高下の日々。パニックになって株を売って損をしてしまった人はいませんか?焦ったあなたは7つの反省をしてみてみましょう。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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反省1●資産運用を短期で考えすぎていた!

まず、最初に反省すべきは運用を短期で考えすぎてはいなかったか、ということです。数日とか数分といった短い運用期間で儲けるのが当たり前だと思ってませんでしたか。あるいは一時的な下落に慌てて売ってしまい、翌日反発したのを見て「ああ、売らなければよかった」と後悔しませんでしたか?

運用に当たってどれくらいの期間を考えているか、意識してマーケットに向かい合うことが大切です。デイトレードやスイングトレードも運用方法のひとつですが、普通の会社員が資産運用をするなら、数年以上をにらんだ中長期的な視野で臨むほうがいいと思います。一時的な値下がりに焦るのではなく、むしろ「これは安く買えるチャンス?」と考えたいものです。

もちろん成長の可能性がある企業に投資するのは大切です(値動きが軽いからと成長の期待もない企業で運用するのは本質的には「投資」ではなく「投機」です)。成長が期待できるのなら、一時期の値動きに踊らされて売り買いしていては長い目で見た収益を逃してしまいます。特に焦ったあげくの損切りは最悪です。

ここ半年、国内の株価は一本調子で上昇してきました。しかしこれからは一時的な調整局面を迎えることもあります。数カ月程度株価が足踏みしたり、10%以上値下がりすることもあります。運用のゴールが目の前に迫っているのでなければ、数年以上先を見据えて、どっしり構えて運用に臨みたいものです。

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