「できちゃった婚」そのときに起こる3つの問題
「できちゃった婚」を考えたそのとき、具体的にはどのような問題が生じるでしょうか。ざっと書き出してみましょう。まず考えるのは、報告関係です。
・それぞれの両親にどうやって報告するか
・知人や職場への報告をどうするか
どちらも悩ましく、少し気恥ずかしくもあるテーマです。ただ、決心さえつけばそう難しいことではありません。
次に悩むのは戸籍の問題です。つまり、
・いつ入籍するか
ということです。できれば報告がすんだら速やかにしておきたいものです。これも書類をそろえるのが面倒で窓口で時間がかかるのが大変なくらいで難しくはありません。
そして最後に考えるのがお金についての諸問題です。たとえば、
・結婚式はどうするか
・住む部屋はどうするか
・(彼女が働いているなら)仕事についてはどうするか
・子育てにかかるお金は大丈夫か
といったテーマについて急いで二人のコンセンサスを作っておく必要があります。結婚式についてはシンプルに行うこともできますし、先送りすることもできますが、家の問題は家賃を二重に支払うことになるので早めに決着したいものです。どちらかの部屋を引き払って一緒に住むか、新居を探して二人とも引っ越し一緒に住むのか、考えるのが一般的だと思います。当然お金がかかります。
女性が働いている場合は、出産前後にお休みを取ることを考えなくてはいけません。当然ながらお休みしている期間は収入が減ることになるのでやりくりできるか考える必要がでてきます。
そして最後に二人を悩ませるのは子育てにかかるお金の準備です。妊娠・出産にかかるコストは約50.4万円、0歳児にかかるコストは50.6万円だそうです。各種手当てもありますが後から支払われるものも多いため、とりあえず50万円は必要だと考えておいたほうがよさそうです(財団法人こども未来財団 子育てコストに関する調査研究より)
さて、問題点が見えてきました。やはり悩ましいのはお金のようです。それでは対策を考えていきましょう。
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