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30歳から30年で3000万円貯めるカレンダー(2ページ目)

3割30本30盗塁を実現すると野球では名プレイヤーですが、30歳から30年かけて3000万円貯めるのも、人生の名プレイヤーといえそうです。そんなカレンダー作りを考えてみます。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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複利効果で毎月の負担がグンと下がる!

(ステップ2)利息を加味してみる
実際には「30年間まったく利息がない」ということはありませんね。そこで利息があがれば毎月の負担は少なくてもゴールである3000万円になるはずです。たとえば、年0.5%の利息があり、下ろさずにずっと投資を続けてきたらどうなるでしょう。

年0.5%の場合……毎月77257円 (利息ゼロより?6076円)

金利がそろそろと上がり始めています。長期的には0.5%くらいの年利もありえると思います。たったこれだけで、毎月6076円浮きますので、30年では219万円も安く同じゴール(3000万円)に到達できます。利息の積立は意外に大きいのです。これを複利効果といいます。

(ステップ3)利息をもう少し高くしてみる
複利効果は利回りがあがるともっと強くあらわれてきます。たとえば投資信託などにチャレンジしてみたとしたらどうでしょう。できるだけリーズナブルな商品を購入して毎年3.5%くらい儲かったとしたらどうでしょう。定期預金の感覚からすると3.5%なんてあり得ないように思えますが、昨年1年間で40%以上の株価上昇ですから、毎年3.5%というのもあながち無理な話ではありません。

年3.5%の場合……毎月47213円 (利息ゼロより?36120円)

これならずいぶん計画も現実的になりますね。毎月2万円ずつ積立をしてボーナスごとに約16万円という感じです。あるいは毎月2.5万円貯めてボーナスごとに約13万円という方法もあります。逆に毎月1.5万円にして、ボーナスごとに約19万円というコースもあります。

年利3.5%だけで話をするのもなんですから、次のページでは年利3.5%だけでなくいくつかパターンを考えてみましょう。
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