貯金に関するマネー・デトックス・レシピ

中毒その3●この先どれくらい貯金できるか考えてない人

あなたは、今どのくらい貯金をしているか、あるいは今後どれくらい貯金ができそうか考えていますか? もし考えていないのなら、やはりあなたもマネー中毒の入り口にいる一人です。

マネー中毒の危険な症状として「なんとなく症」や「無関心症」があります。なんとなく、あるいは無関心であってもガンガン貯金をしている人は問題ありません。税金を引く前の年収の2割を貯金し続けることができれば、誰でもお金に困ることはありません。どんなに少なく見積もっても数千万円の資産を増やして老後の生活に入れることでしょう。しかし、そうはうまくいかないものです。

「今まで」の人たちはあまり先のことを考えなくてもなんとかなりました。インフレはするから借金は目減りするし、給料はインフレ以上にどんどん上がるし、かつて払った年金保険料に比べればいい額の年金を受けられる。団塊世代より上では、定年退職するときに「さて、自分はやっていけるかな」とチェックして何とかなる人が多かったと思います。しかし、30歳代の皆さんは違います。よほど自覚的に貯めておかないと、この先の人生はハードなものになってしまいます。

よく聞く言い訳として「給料が上がった将来に貯める」というものがありますが、これは「明日からダイエットする」というのと同じです。まず、あなたの給料が将来上がる保証はない、ということがあげられます。これからの時代、賃金環境は厳しいものになります。上がるかもしれないが、あまり上がらないかもしれないと思うくらいが大切です。うまく上がった人も、50歳頃には頭打ちになって下がってしまう可能性もあります。それくらいの覚悟が必要です。

また、他の出費がかさんで50歳以降は貯められないかもしれません。たとえば子どもの高校・大学進学年齢を考えると親が50歳代のとき、という家庭が今後増えていきます。今までの世代では50歳代の後半には子が卒業していたものですが、むしろもっと遅い場合もありえます。

いずれにせよ「後で貯める」という人は「将来も貯められない」と思います。こういう考えの人は無関心や先送りをしてしまうマネー中毒といえます。なんとかデトックスしておきたいものです。

しかしながら、こちらのデトックス方法はちょっと大変かもしれません。日々の毒はたいしたことがないので、急いで対策を被らなくてもいいように思えてしまうからです。しかしそれではいけません。生活習慣病のように、数十年後に大きな病気になって現れてくるかもしれないからです。

デトックスの方法はここでも「とにかく貯金する習慣をつける」。これにつきます。家計の10%、ボーナスは20%を貯金のノルマにがんばって貯めておいてください。理想としては家計の20%、ボーナスの40%に近づけられるようにしたいもの。もちろん、住宅ローンや子どもの教育費などの出費が目の前にある人は目標通りにはいかないかもしれません。しかし、あきらめずねばり強く積み立てを続けていってみてください。



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