銀行に貯金してはいけないって本当?

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本当に銀行に預けなくていいの?
最近「お金は銀行に預けるな」という本が売れているようです。金融リテラシー(お金の使いこなしの知識や能力)について、日本人はまだまだ不足しているのは事実であり、元本割れのおそれもある(しかし高いリターンを期待できる)リスク資産運用にチャレンジしていく必要があるのも確かにその通りです(証券口座開設の必要性など、私も何度も書いています)。

ただし、通読すると、どうにも「銀行にお金を眠らせることは意味がない」といったトーンになっているようです。刺激を与え、変化を促すためには必要なアドバルーンだと思いますし、銀行を悪者にするのは受け入れやすいため、そういうストーリー展開に至るのもよく分かります。

しかし、お金を銀行に預けることの意味もまたあるのです。私の考えでは「お金はまず銀行に預けろ」と思います。銀行に預けるのは銀行のためではなく、自分のために意義があることだからです。

逆にいえばそう考えて銀行とつきあうことが「金融リテラシー」だと思います。そして、その次に、「お金を銀行に“だけ”預けるな」という考えを整理することが重要だと思います。今回はあえて挑戦的に「お金を銀行に預けることの意味」を説明してみます。

その1●貯金は資産形成の第一歩である
その2●貯金をすると運用のリスクを抑えられる
その3●貯金とリスク資産の比率で高いリスクも取れる
その4●貯金は「銀行のため」ではなく「自分のため」にしている
その5●もし、銀行に貯金してはいけない状況があるとしたら?

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