まとめ「無理なく」「続ける」投資をスタート
さて、「今すぐチャレンジする30代の投資」について「はじめてチャレンジする人のパターン」と「興味・関心がある人のパターン」をそれぞれ紹介してみました。もちろん、ここまでの記事を読んで、全くそのまま実行しなくてもかまいません。自分なりにルールを作ってチャレンジしてみてもいいと思います。
ただし、投資経験が浅いうちはルールをいじりすぎたり、複雑にしすぎたり、ひんぱんに変更することのないようにしてください。結果として「投資はしなかった」ということになるのはぜひとも避けてほしいと思います。投資に自信がない場合は、金額を控えて「継続」を重視してみてください。
投資経験については「少々の損失経験」と「少々の利益経験」がとても重要です。あまりにも大きな損失経験はその後の投資意欲を損ないますし、あまりにも大きな利益経験は自信過剰を生み出してしまうからです。
今のように相場が下がりきっている時期は、ある意味「大きな損失経験」にならずに資産形成をスタートするチャンスでもあります(少なくとも、日経平均株価が16000円の頃にスタートするよりは小さくてすむはずです)。
そして今始めた投資経験は、相場を客観的に見て(また自分の投資能力についても冷静に見て)、長く投資を続けていくために役立つとても貴重な財産になるはずです。
私もはじめて投資をしたのが1998年あたりでしたが、理屈では分かっていても相場の上下動に最初は慣れず、ずいぶん苦労したことを覚えています。投資を中断したり、諦めて売ってしまってずいぶんチャンスを逸したことを思い出します。
しかし、その分もあって今ではじっくり相場を見ながら投資を継続することができます(例えば、含み損があっても堂々と新規購入ができます)。やはり経験は貴重なのだなと思います。
経験という財産は、金額が少なくても得られますが、少なくとも明らかなことがあります。それは、実際にお金を投じてみなければ得られないということです。
このコラムをここまで読んでくれたあなたがもし、30代であれば今すぐ、投資をスタートしてみませんか?(もちろん、20代でも40代でも興味があればOKです!)
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