生活の固定費を減らす
家計見直しはまず「見える化」してみよう |
そんな中で資金余力をつくっていくには、収入を上げる努力はもちろん必要ですが、やはり即効性があるのが支出を減らすことです。
支出を減らすには、まず「見える化」すること。いったい何にいくら使っているのか、詳細に書き出します。その次は優先順位化。本当に必要なものとそれ以外に分ける。・・・・というのはよくあるステップです。
会社経営では、固定費が多いと、売上があがっているときはいいのですが、落ち込んだときが重い負担となってのしかかってきます。
だから、起業するときも、固定費のかからないビジネスから始め、大規模な設備投資はしないのが原則です。売上の変動による資金繰りのリスクを減らすには、オフィス賃料を安くする、人をぎりぎりまで雇わず、外注などで対応する、リースやローンを組まない、などの工夫をします。
自分の生活も同じ。変動費は単にガマンするなど削りどころがたくさんありますが、固定費を削ることを、最初から無理と決めつけ思考停止している人も多いものです。生活の中の固定費が多いと、収入の変動や生活環境の変化などに対応できません。しかしそれらを変動費化できれば、収入の増減に合わせて対応させることができます。
生活コストをスリム化するには、固定費を減らし、変動費化していくことが必要です。特に数万円単位で大きく家計を占めているもの、
たとえば・・・→次ページへ