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W-ZERO3 使用レポート5 日本語入力 PQBox

ウィルコムの Windows Mobile 5.0搭載のPHS音声通話端末「W-ZERO3」の実機を使いながらのレポートをお送りする第5回です。今回は、「W-ZERO3」に用意されている多様な日本語入力と拡張ソフトを見てみます。

庄司 恒雄

執筆者:庄司 恒雄

携帯電話・スマートフォンガイド

ウィルコムの Windows Mobile 5.0搭載のPHS音声通話端末「W-ZERO3」の実機を使いながらのレポートをお送りする第5回です。今回は、「W-ZERO3」に用意されている多様な日本語入力と拡張ソフトを見てみます。

標準 日本語入力

「W-ZER03」では、内蔵のスライドキーボードと画面上のソフトウェアキーボードを使って日本語入力を行えいます。

●スライドキーボード
「W-ZER03」は、スライド式キーボードを内蔵し、文字入力に優れてる点が大きな特徴でもあり、優位点でもあります。
搭載されているキーボードは、QWERTY配列なのでパソコン同様の入力が可能です。キータッチは、キートップの滑りも少なく、確実にキーの選択・打鍵ができます。また、実際の打鍵では、トップからダウンまで余分なクッションがないため、フィードバックがダイレクトに指に伝わるので快適にキーを打つことができます。
ただ、このスライド式のキーボードはランドスケープ画面(横画面)で利用する仕様となっているので縦画面では使えません。正確には、画面回転しても入力することはできますが、画面が90度回転していますので実用とは言えません。
したがって縦画面では、ソフトウェアによる日本語入力を利用することになります。

QWERTY配列キーボード

●標準ソフトウェア 入力
「W-ZER03」のソフトウェア入力には、ソフトウェアキーボードと手書き入力パネルによる入力があります。

・ソフトキーボード入力
キーボードでの入力は、左の入力文字キーの[かな][カナ][英数][半角]で、入力文字種を選択してキーボードから文字を入力します。入力した文字の漢字変換は、右下の[変換]キーか[スペース]キーで行えいます。記号の入力は、左下の[記号]キーを押すことで記号キーボードパネルに切り替わり行うことができます。
キーボードパネルは、ローマ字キーボードとカナキーボードが用意されており、中央下のメニュー[▲]から選択できます。
キーパネルが3D風表示となったことで、やや文字が見にくくなったように感じます。

ソフトウェアキーボード ローマ字 ソフトウェアキーボード 記号パネル


・手書き入力
手書き入力は、中央の3つの入力パネルに直接スタイラスを使って文字を書き込んで入力します。入力した文字は、順次認識されて、上段に読み取った文字の変換候補が表示されますので、正しい文字を選んで確定します。左の[英][数][半角]キーを選択して絞り込むことで、変換効率をアップさせることができます。
手書き入力は、プロセッサの処理能力の向上と文字認識プログラムの進歩により、ストレスのない文字入力ができるようになっています。
手書きでの文字入力を正確に行うコツは、文字のきれいさではなく、文字の書き順となります。多少文字が崩れていても、書き順が正しく入力されていれば、正しい認識が行えわれます。

手書き入力パネル 手書き入力パネル 記号


さて、標準の入力システムも良くできていますが、もう少し便利なものも欲しい所です。
次では、予測変換入力の「PQBox」を紹介します。

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