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Microsoft Virtual PCの使い方

無料でダウンロードできるようになったMicrosoft Virtual PC 2004の使い方。(2007年からVista対応のVirtual PC 2007 の無料ダウンロードも予定)

執筆者:酒井 雄二郎

<Index>

  1. Virtual PCの機能
  2. Virtual PCをインストールする
  3. バーチャルマシンを作成する
  4. ゲストOSを選択する
  5. RAMの割り当てサイズを指定する
  6. バーチャルハードディスクを作成する
  7. バーチャルマシンが作成されたことを確認する

パソコンソフトの開発、バージョンアップ競争は果てしなく続いている。十数年前はベストセラーだったソフトで、現在でも引き続き使われているものはごく僅かだ。

まさに「奢れるもの久しからず」。MS-DOS時代に栄華を誇ったワープロ、表計算、データベースソフトの多くが風の前のちりの様に姿を消した。

ところで、私は基本的にソフトを捨てない(捨てられない)性格なので、書斎には昔使ったアプリのパッケージが山のように積み上げられている。

ある時、その山を眺めながら「もう1度動かしてみたい!」という衝動に駆られた。しかし、ことはそう容易ではない。

アプリをインストールする前にアプリに対応したOSをインストールしなければならない。そのOSをインストールすべきパソコンは今や手許には無い。

最新のパソコンに昔のOSをインストールできれば、さぞ快適に使えるだろうと思うが、そうはいかない。

古いOSでは、最新のパソコンのメモリやハードディスクは大きすぎて管理できない。また、古いOS用のデバイスドライバは当然ながらサポートされていないので、サウンドやプリンタなどの周辺機器が使えない。

ここまできて、2006年7月より Microsoft Virtual PC 2004 (以下Virtual PC)が無料ダウンロードできるようになったことを思い出した。

これを使えば古いOS、たとえばWindows 98を現在のマシン(CPU=Core2Duo,メモリ=1GB)で動かせそうだ。さっそく試してみることにした。

なお、Virtual PCの動作するOS(ホストOS)は、Windows XP Professional (Tablet PCを含む) とWindows 2000 Professional SP4 の2 つなので注意してほしい。

また、2007年からWindows Vista 対応のVirtual PC 2007 の無料ダウンロードも予定されている。

Virtual PCをダウンロードする方法は次ページ>>

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