実際に録音する <Indexに戻る>
以上で、マイクと録音ソフトの準備が整ったので、実際に電話の会話を録音してみよう。ECM-TL1には、ステレオ変換アダプターが付属している。このアダプターをECM-TL1のミニプラグに挿入してから、パソコンのマイク端子にセットする。
次にイヤーピースをぴったりと耳に装着する。これで、準備は完了だ。電話の会話を録音したいと思ったときは、「超録」を起動し[録音開始]ボタンをクリックする。
電話が終了したときは、[録音停止]ボタンをクリックする。録音の内容を聴きたいときは、サウンドファイルをダブルクリックするとWindows Media Playerが起動して聴くことができる。
「超録」の標準設定では、録音したサウンドファイルは[マイドキュメント]→[マイミュージック]→[My Recording]フォルダに日付フォルダが作成され、その中に自動的に保存される。
気になるのは録音品質だが、気象庁の天気予報サービスに電話して、「うんうん、それで?」と適当に相槌を打ちながら試したところ、相手の声も自分の声をとてもクリアーに録音できた。
ここでは、「超録」の録音機能しか紹介できなかったが、その他にWAV/OGG/WMA/MP3形式でのフォーマット対応、録音タイマー機能、無音レベル設定など便利な機能が多数用意されている。
エピローグ
ルルルル・・・(電話の音)。
「先輩! 来週のゴルフコンペの件ですけど、帰りどうします?」と元気な声の吉田君。
「久しぶりだから、銀座の知り合いのクラブで盛り上がろうか?」と景気のいい返事をする酒井警部補。
「先輩のおごりですか?」と念を押す吉田君。
「ええ、まぁー」といい加減に返事する酒井警部補。
「絶対ですよ! この会話も録音してますから。」
「えっ?…」
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(酒井雄二郎)