◆ パーツを作成する
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いくらFlashムービーが簡単に作れるといっても、パーツなどのオブジェクトを自由に作れなければ応用範囲は限られてしまう。
その点、FlashMakerはbmp,jpg,gif,png,wmf,wav 形式のファイルを読み込むことができる。
試しに、Paint Shop Pro で背景を透明にしたテスト画像を作成して、PNGイメージでエクスポートした。
この画像ファイルをFlashMakerのファイルリストで指定して、[編集]ウィンドウへドラッグ&ドロップしたところ、簡単に[登場]、[移動]、[退場]のアニメーション設定を行うことができた。
デジタルカメラで撮った画像を描画ソフトで少し加工して、動きのあるバースデーカードもすぐ作れそうだ。
◆ 使ってみて
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FlashMaker には、[編集]ウィンドウ、[素材ファイル]ウィンドウ、[ページリスト]ウィンドウ、[タイムライン]ウィンドウが装備されていて、きわめて操作性が高い。また、日本産のソフトであるため、メニュー表現が的確で分かりやすい。
「ハイクオリティなFlashコンテンツが、スクリプト言語の知識がなくても作成できる」という謳い文句は、誇大ではなかった。これだけの高機能をよく定価12,800円で実現できたと感心する。
製品に関してはほとんど不満ははないのだが、あえて希望を言わせてもらうと、素材集が個人のホビー向け中心であることが惜しい気がする。
ビジネスプレゼンテーションにも十分対応できる能力をもっているので、ビジネス用素材が充実すれば、もっと活用範囲は広がると思う。
さらに、音声のダイレクト入力機能、矢印(ビジネスでは矢印をよく使う)やマウスポインタなどの図形ツールが追加されれば、言うことはない。
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