Windows XPにアップグレードしたら、インターネットに接続できなくなったとか、サウンドカードを認識しなくなったなどのトラブルをよく聞きます。周辺機器(デバイス)のトラブルの多くは、Windows XPにドライバが対応していないことによります。
通常、「ドライバ」というとゴルフのクラブや自動車の運転者を思い浮かべる方が多いと思いますが、パソコンでいうドライバは正確にはデバイス・ドライバと呼ばれ、「パソコンの周辺機器を制御するためのソフトウェア」のことをいいます。
Windowsではプラグ・アンド・プレイ(PnP)がサポートされて、自動的に周辺機器を認識するようになっているハズなのですが、ドライバがWindows XPに対応していないとトラブルが発生することがあります。
◆ トラブルの原因を探る
周辺機器が正しく認識されているかは「デバイスマネージャ」で確認できます。まず、[スタート]メニュー→[マイコンピュータ]を右クリック→[管理]メニューをクリックして、[コンピュータの管理]ウィンドウを表示します。
◎[コンピュータの管理]を起動
続いて、左側のパネルにある[デバイスマネージャ]をクリックすると、右側のパネルに周辺機器の一覧が表示されます。調査したい機器のアイコンをダブルクリックすると、[プロパティ]ダイアログボックスが表示され、周辺機器の状態を確認できます。
◎[デバイスマネージャ]