再生ウインドウを最初から大きく開くようにする
ここにはCDジャケットやビデオが再生されます。ビデオのときは自動で大きく表示したい… |
再生中に、左下の再生画面をクリックすれば大きなウインドウが表示されますが、毎回クリックするのは面倒です。設定を変更してみましょう。
【再生ウインドウの変更方法】
1. メニューの iTunes - 環境設定…を選択します。
2. 「再生」の画面を開き、「ビデオを再生」のメニューを「別のウインドウ」または「フルスクリーン」に変更します。
以上、でビデオPodcastの再生ウインドウが最初から大きいものに変わります。
別のウインドウで、ビデオのノーマルサイズで再生。フルスクリーンは画面いっぱいに拡大して再生します |
過去のエピソードは残さないようにする
Podcastを長く続けていくと、エピソードをダウンロードしすぎて、ハードディスクの空き容量が少なくなってしまいます。そんな場合は設定を変更することで、過去のエピソードを自動的に 削除するようにできます。
【エピソードを自動的に削除する設定方法】
1. メニューの iTunes - 環境設定… を選択します。
2. 「Podcast」の画面を開き、「保持する内容」を「すべてのエピソード」以外のものにします。
注意)削除されるのはファイルのみで、iTunesのリスト上では残ったままになりますが、そのエピソードを再生しようとすると「元のファイルが見つからなかったため…」というメッセージが表示されます。 |
Automator でエピソードの削除を自動化(Mac OS X v10.4以降のみ)
iTunesの環境設定によりエピソードを残さないようにする方法でも十分使えますが、「このエピソードはずっと残しておきたい」という場合もあると思います。そんな場合は、環境設定「保持する内容」を「すべてのエピソード」にしたままで、不要なエピソードだけ消すようなツールをAutomatorで作成すると便利です。
【不要なエピソードの自動削除ツール作成方法】
※不要であることの条件としては「チェックボックスがオフになっているもの」とします。
1. アプリケーション にある Automator を起動します。
2. 左側のライブラリから「iTunes」>「iTunes 項目を検索」を追加
3. 次に「iTunes」>「iTunes 項目をフィルタを適用」を追加
4. 最後に左側のライブラリでFinderをクリックし、「ゴミ箱」に入れるを追加
5. 次に、設定を変更します。下図のように(1)の「検索する項目」を「曲」にして、プレイリストを削除したいもの(下図では“ビデオ”)を選択
6. (2)はフィルタを「曲」、条件を「有効」「いいえ」「である」に変更します。これによってチェックボックスにチェックが入っていないものが対象になります。これで完成です。
7. Automator のメニュー ファイル - 別名で保存… を実行し、フォーマットを「アプリケーション」にして任意の名前をつけて適当な位置に保存しましょう。次回からは保存したアプリケーションをダブルクリックするだけで実行できるようになります。
※定期的に実行したいのであれば、iCalのイベントのアラームとして登録するとよいでしょう。 |
上記手順の5. で検索する対象を変更すれば、すべてのライブラリを対象にすることもできます。
これまで紹介したように、ちょっとした設定を見直しするだけで、快適なPodcast生活がおくれます。是非お試しください。
【関連情報】
・iPodやiTunes Store
・アップル - iTunes - Podcast
・アップル - iPod + iTunes
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