Mac OS XはUNIXベースのOSですから、UNIXの資産が利用できます。ただし、こまかな仕様が異なるため、パッケージ化されたソフトウェアはそのままでは利用できません。
ここでは、そんなツール類を簡単にインストールできる「Darwin Ports(現:MacPorts)」を利用する方法を紹介します。

UNIX向けというと堅苦しいイメージがありますが、ゲームなどもあり、なかなか楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください。

Darwin Portsのインストール

1.Macに付属するDVD、またはMac OS Xのパッケージに含まれる“Mac OS X Install Disc 1”をMacに挿入し、Xcode Toolsをインストールします。
2.次にDarwin Ports(現:MacPorts)をインストールします。ただし、パッケージで提供されているものはPowerPC版なので、IntelベースのMacを使う場合はそのままでは動作しません。以下の手順でソースコードからインストールします。
- DarwinPorts Downloads から
  DarwinPorts-1.2.tar.gzをダウンロード。
- デスクトップの DarwinPorts-1.2.tarをホームフォルダに移動。
- DarwinPorts-1.2.tarをダブルクリックして解凍。
- ターミナルを起動してそのまま以下の3つのコマンドを上から順番に実行(途中で管理者パスワード入力が必要になります)

 cd DarwinPorts-1.2

./configure && make && sudo make install

 sudo /opt/local/bin/port -d selfupdate

cdrtoolsをインストール

Darwin Portsがうまくインストールされているかどうか?を確認するため、さっそくなにかパッケージをインストールしましょう。
ここで選んだのは cdrtools というソフトです。
このソフトに含まれる「mkisofs」を使えば、いろんな形式のCDイメージを作成することができます。

以下のコマンドをターミナルで実行してください。
sudo /opt/local/bin/port install cdrtools

※ここでエラーが出る場合はインターネットに接続されていないか、前の手順で「sudo /opt/local/bin/port -d selfupdate」を実行していない可能性があります。


なお、cdrtoolsのヘルプを表示するには以下のように入力します。(英語)
/opt/local/bin/cdrtools -help

パスの追加

サンプルでは「port」プログラムを呼び出すのに、わざわざフルパスを書いていますが、パスを追加することで、もっと簡単に利用できるようになります。
ターミナルで以下の行を実行します。
echo PATH="$PATH":/opt/local/bin >> .bash_profile
これでターミナル上でいつでも「port」と入力するだけでコマンドを実行できるようになりました。
Darwin Ports」のAvailable Portsページには利用可能なパッケージの一覧があります。

また、ターミナル上で「port list」と入力してもインストール可能なパッケージの一覧が表示されます。
いろいろインストールして楽しみましょう。
なお、Mac OS X向けのものでは、Darwin Ports以外にも「Fink」というものがあります。
利用できるパッケージが微妙に異なるので、両方インストールしておくとよいでしょう。


【関連情報】
Darwin Ports
Fink


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