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Automator の使い方(2ページ目)

MacOS X v10.4 "Tiger"から搭載されたAutomatorの使い方や自動化のサンプルをいくつか紹介し、どういったことがAutomatorでできるのか?ということを紹介したいと思います。

木下 幹司

木下 幹司

Mac ガイド

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社でMacに出会い、魅了される。その後、Windowsのシステム構築、PHP開発を行いつつ、Macプログラミングを独学で習得、自ら開発を行うようになる。「MacPeople」などの雑誌の執筆なども行っている。

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●「2. ~ 3. 画像ファイル(.jpg)をすべて抜き出す」
画像ファイルに限らず、任意のフォルダに含まれるファイルを取得するには、Finder のアクション「フォルダの内容の取得」を使います。


ただし、このアクションは“フォルダに含まれるファイル/フォルダをすべて取得”という意味ですので、.jpg だけを取得することはできません。この場合は、3番目の アクションとして「Finder 項目にフィルタを適用」を追加し、設定を “名前拡張子”、“jpg”、”と等しい” とするとよいでしょう。


さて、ここまでで、変換元になるファイル群の取得まで完了しました。
●「 4.抜き出した画像ファイルを任意のフォルダにコピーする」
作業ミスの防止のため、元データではなくコピーしたデータを使います。「Finder 項目をコピー」をドラッグ&ドロップしましょう。保存先もここで指定します。


●「 5.コピーした画像ファイルを50%縮小する」
これは、プレビュー のライブラリに「イメージをサイズ調整」というアクションがあります。これを使いましょう。“比率(パーセント)指定” で50%にします。


●「 6.ファイル名を変更する」
Finder のライブラリ「Finder 項目の名前を変更」で実現できます。
特定のファイル名に統一したい場合は、“連番付きの名前にする” を利用するとよいでしょう。さらに日付を追加したい場合は、「Finder 項目の名前を変更」アクションをもうひとつ追加して、“日付または時刻を追加”をさらに実行するようにすればよいと思います。
(※ファイル名が長くなりすぎるとエラーが出るので、“連番付き…” -> “日付または時刻を追加”の順番で処理しましょう)


以上で、目的のワークフローが完成しました。実行してみて、結果を確認してみてください。おや?うまく実行できませんか?

→(次ページ)次にこのようなエラーを修正する方法を見てみます。

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