2004年10月12日更新:「._」がつくファイルはFinderで検索できないケースがある旨を追加


デジカメで利用されているメモリカードには、主にスマートメディア、コンパクトフラッシュ、SDカード、メモリースティックなどがあり、ほとんどの場合、Windows のフォーマット形式(FATまたはFAT32)で初期化されています。

また、それらメモリカードの説明書には多くの場合、「Mac では初期化できない」という注意書きがあるのですが、一部の場合を除き、Mac でも初期化することは可能なのです。

さらに、Mac でメモリカードを読み書きすると、「.DS_Store」というファイルとか、先頭に “._”がついたファイルができる場合があるのですが、これらの消去方法などもあわせてご紹介しましょう。

FATフォーマットの方法


Windows 向けのディスクフォーマット形式としてFAT、FAT32、NTFSなどがありますが、Mac OS X 10.3 で利用できるフォーマット形式はFATのみです。※
※FAT32やNTFSは読み取りのみサポート。

【利用方法】
まず、アプリケーション > ユーティリティ にある“ディスクユーティリティ”を起動して、対象となるメモリカードを選択します。

 

ディスクユーティリティの左側にあるドライブ一覧から、ドライブ部分を選択します。


次に、右側の画面で「消去」をクリックして、ボリュームフォーマット を MS-DOS にします。名前には必ずなにか入力してください。

 

名前:の部分は互換性維持のため、半角英字を使いましょう。


最後に“消去”ボタンを押して、フォーマットします。

.DS_Storeなどの削除


Mac OS X でメモリカードを利用していると、至る所に.DS_Store というファイルができてしまう場合があります。
これらは Mac OS X だけを使う限りでは表示されないファイルなのですが、Mac OS 9.x や、Windows などの環境でメモリカードを読み込むと見えてしまいます。

基本的に .DS_Store というファイルは、フォルダやファイルの属性やコメントなどを保持しているファイルですので、不要な場合は削除しても問題ありません。
また、.DS_Store と同様に 先頭に “._”(ドットとアンダースコア)のついたファイルができる場合があります。これらのファイルを削除する方法を紹介しましょう。

削除方法1)Finder の検索機能を使う
Finder の検索機能を使えば見えないファイルを操作することができます。(+)ボタンを押して、「可視属性が - 可視の項目と不可視の項目」とした検索条件を追加しましょう。
これで、「名前が」“.DS_Store”「で始まる項目」を検索すれば、.DS_Store を検索できます。
あるいは、「名前が」“._”「で始まる項目」を検索すれば、すべての“._”のついたファイルを検出することができます。
※Finder の検索では、"._"で始まるファイルはすべて検出できる訳ではないようです。
この後で紹介するAppleScriptをご利用ください。


↓ ↓

ただし、これらのファイルが検索ができても、そのままドラッグしてゴミ箱へは捨てられません。一度デスクトップ上などの任意の場所にフォルダを新規作成して、そのなかにドラッグしてから1つずつフォルダごと削除してください。

また、検索する場所を指定してメモリカードのボリュームに限定すれば、誤って目的以外の位置にあるファイルを削除してしまうこともありません。

 

検索する場所の指定は「追加」を押して、フォルダなどの指定にすることも可能です。


削除方法2)ターミナルコマンドを利用する。
やや高度で危険な方法となりますが、ターミナルコマンドを利用する方法がもっとも確実で手間がありません。以下のようなコマンドを使います。

用途 コマンド
ホームフォルダ以下の.DS_Store をすべて削除する場合
sudo find ~ -name .DS_Store -exec rm {} ";"
ホームフォルダ以下の._付きファイルをすべて削除する場合
sudo find ~ -name "._*" -exec rm {} ";"
※ 実際には上記 ~ の部分を任意のフォルダパスに変更して利用します。
メモリカードの場合は、/Volumes/(メモリカードのディスク名)になります。


また、以上のコマンドを初心者でも簡単に利用できるようにAppleScriptにしてみました。こちらからダウンロード できます。

関連リンク:
ジャガーのメンテナンス
よく見かける質問
よく見かける質問(その2)
Mac OS の使い方



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