6.集計パートの使い方
最後に、データベース上での集計のやりかたを勉強しておきましょう。
まず、売上管理データベースにいくつか値を入力しておきます。
ここでは、2004.4.1に1台、2004.4.2 に1台、2004.5.1に2台ほど売れたものとします。
※表形式モードで表示した場合、上図のようになっています。
(選ぶ製品名やモデルはなんでもかまいません)
ここで、気になるのは、日付ごとの売上の集計です。上図では、2004.5.1に2台売れていますから、2004.5.1 の総売上はいくらでしょうか?
…… ここでちょっと頭の体操です。そもそもこのようなデータベースで、レコード2と3だけの合計をどうやったら出せるのでしょう?表計算ソフトなら =SUM(A1:D1) などのように指定してやればすぐに合計は出せますが、データベースはいったいどうやれば……?
答えは、“集計フィールド”と“集計パート”です。
●集計フィールドの定義
データベースで集計を行うためには、まず、データベース定義で、売上管理テーブルにフィールド名:「小計」をタイプ:「集計」で作成します。
すると、ダイアログが開いてきますので、合計 を選び、使用できるフィールド:は「価格」を選択してOKボタンを押します。
データベース定義が完了すれば、画面上にも、小計 フィールドが出現しました。
では、2004.5.1 だけの小計はどうやれば出すことができるのでしょうか?