「ファイル - 裏面デザインを作成・開く...」を実行すれば、裏面の編集となります。Ver .11 から、ツールパレットが折りたたみ式になり、常にすべてのツールが見えるようになりました。
宛名職人 Ver.11 の最大の特徴ともいえるツールパレットです。この変更によって全くといっていいほど操作に悩むことがなくなりました。「編集対象を選択してから、操作する
」というルールさえ知っていれば、だれでも簡単に宛名面/裏面デザインが行えると思います。
それにパレットを折り畳むときにアニメーションするので、なんだかとっても楽しいのです。
このツールパレットに関連する裏面の編集は、主に以下のようなものがあります。
- 文字を入力
- 一般的なグラフィックの挿入
- 画像を型抜きしたりする簡易レタッチ機能
- 3D イラストの挿入 etc...
宛名面、裏面デザインができたら、あとは“プリント”です。しかし年賀状用紙はタダではありませんから、プリントするときは失敗しないように十分な注意が必要です。印刷したら用紙サイズがフチなしでなかった・・・なんてのはもってのほかで、プリント時の用紙設定や印刷品質などにも十分注意しなければなりません。
ただし、せっかく設定した“用紙設定”を宛名職人は(ファイルに)記憶しません。つまり宛名職人のフファイルを読み込むたびに、用紙設定を設定し直さなければならないのです。
でも、この機能不足を補完する機能が Mac OS X v10.3 にあるので紹介しましょう。Mac OS X v10.3 では用紙設定 ダイアログのいちばん上にある“設定”メニューを開けば、現在の設定をシステムの初期値に設定することができるのです。この機能で、デフォルトを「はがきフチなし」にしておけば、宛名職人を起動するたびに用紙設定を行う必要はありません。とっても便利なので、ぜひ活用しましょう!
※この機能は、Mac OS X 10.3 以降でサポートされています。
宛名職人のプリント時では、ほかにも“印刷するカード”の現在設定 に注意する必要があります。この設定をまちがえると、思っていたのと全然違う人のプリントをしてしまったり、いきなり全レコードのプリントが始まったりするので、初めて使う人は、あらかじめA4サイズの普通紙などを利用して、このソフトでどう設定するとどのようなプリントが行われるのか?を十分確認したほうがよいでしょう。
※絞り込みをして絞り込んだものすべてを印刷する場合は、「一覧表示中のカード」を選びます。
これまでに紹介した機能の使い方さえマスターすれば、あとの機能はさほど使いこなすのに難しいというものはないと思います。ヘルプやマニュアルに軽く目を通せば、十分使いこなせるようになるでしょう。
やはり、ソフトを使って自分で年賀状などを作る以上は、“子供の体がサルになった絵を作ろうか?”とか、“自分がサルの格好をしようか?”など、自分のキャラクタが出ている“作品”にしたいわけですから、ソフトの操作などで頭を悩ませている暇はありません。がんばって、ソフトの基本的な使い方ぐらいはマスターしておきたいですね!
関連リンク:
アジェンダ
宛名職人 Ver.11 製品案内
宛名職人 Ver.11 体験版
宛名職人 Ver.11 アップデータ