Mac OS 向けで、安価な統合ソフトといえば、AppleWorks 6です。
PowerMac G4 / PowerBook G4 を除く ほとんどのMacにバンドルされているし、店頭でも1万円以内で購入できるこのソフトは、ワープロ、表計算、ドロー、データベースという機能を一つのアプリケーション内で自由に組み合わせることができて、個人レベルの情報管理などにも十分役に立ちます。
<AppleWorks 6 のスタートポイント>
しかも、AppleScript により一部の処理を自動化できるなど、使いこなせば相当便利に使えそうです。
今回は、その“便利さ”を象徴する機能をワープロから少しだけ紹介しましょう。
ワープロの便利とは?
一般に、ワープロソフトの用途は報告書の作成や、庶務における提出書類などの業務用書類の作成でしょう。
このために、企業内や学校で利用されるワープロはほとんどの場合、比較的市場シェアのあるもの1つに統一されます。
でも、それらの書類は、所詮“体裁を整えたテキスト”であるので、ようするに“いろんなワープロで読める体裁の整ったテキスト”を作ることが可能ならば、仕事にも使えます。
AppleWorks はRTF(リッチテキストフォーマット)で保存が可能なので、そのような用途にも何とか使えそうですね。
(AppleWorks 6 からの.rtf ファイルは、そのままWord などに読み込めます。ただし、Windows 環境のWord に読み込む場合は、“スクリプケーション”に含まれる、AppleWorks6専用:CreateWindowsRTF をご利用ください。ただし、スクリプケーションはMac OS 9.2.2 ,およびMac OS X 10.1では動きませんので、こちらより修正版 CreateWindowsRTF をダウンロードしてください。 )