このソフトはRTFファイルも作れて画像も貼り込めるスグレモノなのですが、ちょっとイタイ問題があります。
たとえば、Simple Text の書類を読み込もうとすると、いちいちRTF保存しようとします。テキストファイルとしたい場合、“標準テキスト”に変換しないといけないのですが、ファイル名が初期化されてしまうので、とても面倒くさいです。
また、やっかいなのは、自分自身で保存したテキスト型式のファイルがシステムの自動変換機能により、勝手に Simple Text の書類として扱われる場合があり、この場合も同様に“標準テキスト”へいちいち切り換えないといけません。
ああ、これだったら、Simple Text (Mac OS 9.xについているテキストエディタ)のほうがよかったのに・・・なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
そんな人に朗報!です。Mac OS X をパッケージで購入された人ならば、Developer Tools というCDをもっていると思うのですが、実はこのなかにサンプルプログラムとしてMac OS X で動作するSimple Textがあるのです。
これはゲットしかないですよね!?
Developer Tools の一部をインストールする
ハードディスクに空き容量がある人ならば、そのままDeveloper Toolsの “Developer.mpkg”をダブルクリックしてインストールすればよいでしょう。
そうすれば、/Developer/Applications/Extras/ に念願の Simple Text が入ります。
・・・でも、開発なんてしないしなぁ・・・
というひとのために、できるだけ不要なファイルをインストールしないでSimple Text をゲットする方法を教えましょう。
といっても方法は簡単、Developer Tools CD の Package フォルダにある。“DevTools.pkg”をダブルクリックしてインストールするだけです。
これで、/Developer/Applications/Extras/ に Simple Text と、いくつかサンプルアプリケーションが入ります。不要なものは削除しちゃいましょう。
ほら、ちゃんと128ドットのアイコンがついていますね?
メニューも日本語対応です。
でも、残念ながら、Mac OS 9 環境では実行できません。