Mac OSの使い方/Mac OS 関連情報

enterとreturn

Macのキーボードにはreturnキーとenterキーが存在します。これらのキーは同じように見えますが実は違う場合があるのです。

木下 幹司

木下 幹司

Mac ガイド

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社でMacに出会い、魅了される。その後、Windowsのシステム構築、PHP開発を行いつつ、Macプログラミングを独学で習得、自ら開発を行うようになる。「MacPeople」などの雑誌の執筆なども行っている。

...続きを読む

Mac のキーボードには return キーがキーボード右端に、enterキーがテンキーの右端にあります。※PowerBookなどではfnキーの隣にenterキーがあります。

この2つの場所のキーは、PC(Windows系のパソコン)ではどちらも同じ意味を持つキーですが、Mac では異なる場合があります。今回はこれを御紹介します。

¶AppleWorksでのenterキー

enterキーによる便利な使い方を AppleWorks 6.x にて御紹介します。

【ワープロ】
ワープロ文書を作っていると、ページの境目を決めたい時とかありませんか?そういうときは‘書式’メニューの‘改ページ挿入’を実行しますね?
このコマンドのショートカットとして、shift + enterキーが割り当てられています。returnキーはテキストの改行ですが、enterキーは段落やページの改行という意味で使われています。
ちなみにoption+enter で‘セクション区切り’を挿入します。セクションを区切ると、そこから段組みを開始したり、全く違ったヘッダフッタを追加したりするのに使うことができます。

<書式 メニューの該当部分>
- AppleWorks 6.2 (Mac OS X)-

- AppleWorks 6.1.2 (Mac OS 9.1) -

※Mac OS X の画面ではenterの記号はイモ虫みたいですね。
ちなみにはshiftキー、はoptionキーです。


もうひとつ、脚注を設定してあるページでは、脚注エリアから抜け出す場合でも、enterキーを使用します。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます