いずれも仕事でMac を使っている人に役に立つものではないかと思います。
また、これらのAppleScriptは主に、“スクリプト編集プログラム”(英語ファイル名:Script Editor)上で直接実行して活用することを目的としています。
<スクリプト編集プログラムのアイコン>
文字数のカウント
そんなときにはテキストをコピーしてクリップボードに載せてから以下のスクリプトを入力して実行してみて下さい。
count item of (the clipboard) |
・・そして、“制御”メニューから“結果を表示”を開いてみましょう。文字数がカウントされて表示されます。
ファイルのパス
そんなときには以下のスクリプトを実行します。
(choose file) as text |
これだけです。これも結果ウインドウからコピーするなどして利用できます。
※フォルダのパスが知りたいのであれば、choose file をchoose folder とするだけでOKです。
ファイルの一覧
list folder (choose folder) |
ただし、このままでは目に見えないファイルまでリストされますので以下のようにします。
list folder (choose folder) without invisibles |
これらは結果ウインドウで、カンマ区切りテキスト(リストデータ)になっていますので、使いにくければ以下のようにするとテキストの一覧になります。
set theList to list folder (choose folder) without invisibles set AppleScript's text item delimiters to return theList as text |
【解説】これは“テキストの区切り設定”を return (改行)にしてリストデータをテキストに戻すというちょっと高度な方法を使っています。
“set AppleScript's text item delimiters to return ”の部分
むずかしくなってしまったついでに“ファイル名 <タブ>更新日時 ”の一覧にしてみましょう。(表計算ソフトにペーストすれば並び替えなどもできます)
これは保存して活用してもよいかもしれません。
set theList to "" set aFolder to choose folder repeat with filename in (list folder aFolder without invisibles) set afile to ((aFolder as text) & filename) as alias set fileinfo to info for afile set theList to theList & filename & tab & (modification date of fileinfo) & return end repeat set the clipboard to theList |
※最後の set the clipboard to theList でクリップボードにファイル一覧が自動的に格納されています。
【解説】ファイルの一覧をひとつずつ取り出しfilename に入れて、その名前のファイルの正確な位置をパスから指定し、情報を取得しています。
取得した情報は順番にtheListに追加していっていき、最後にクリップボードにセットしています。
これで、ファイルの一覧がとれました。ファイルにどのような情報が含まれるかについては、“スクリプト編集プログラム”の“ファイル - 用語説明を開く..” で“標準機能追加”を開いて file infomation を参照して下さい。(英語)
いかがでしたか、ちょっと難しかったかな?