Q8.なぜマウスボタンがひとつなの?
A8.Mac はシンプルを目指してワンボタンマウスをあえて採用しています。
“操作ミス”をできる限り減らすという考え方からMac はワンボタンマウスを採用しているようです。
またマウスボタンが1つであることで、指導者が操作説明のドキュメントを書きやすいという利点もあります。
これは学校で生徒を指導するようなケースで重要な要素だと思います。
(左クリック/右クリックが一般的ですが、実際問題としてカスタマイズにより左右の機能は逆転することもありますからね)
このことで、操作説明を文書にする時に頭を悩ますケースがあります。
利便性という見方ではボタンは多いにこしたことはありませんが、“2つのボタンを同時に押してしまった時の挙動”などで「操作ミス」を誘発するケースは少なくありません。
機能面でも、Windowsの右クリックのメニューは“メニューにもあるもの”でありますから、Mac OS で作業をするときは必ずメニューから操作するように癖をつければよいでしょう。
また、Mac OS8 からcontrol + クリックで“コンテキストメニュー”というWindowsに似た機能が追加されています。しかし、どちらかというとオマケ程度のものです。
もともとMac OS 自体がワンボタンマウスで操作できるように設計されていますから、2ボタンマウスに変えてみてももあんまり操作性が変わらないんですよね。
Q9.なんで31バイトしかファイル名を入力できないの?
A9.Mac OS X では255 文字まで拡張されました。
ちなみにファイル名の長さには自由度はありませんが、Mac OS はファイル名に使える文字に自由度があります。例えば" 2001/06/11? " なんていうファイル名が使えます。
※Windowsでは、ファイル名に”\、/、*、?、"、<、>、| ”が使えないが、Mac OS ならば" : " (コロン)のみ。
いかがですか?だいぶ Mac OS には慣れましたか?。