“/Library”フォルダ
System/Library と同じような構成を持つフォルダです。Systemの中のLibraryは各ユーザーで共通ですが、こちらのものも各ユーザーで共通です。異なる点はSystem/Libraryの中身は管理者でも変更できないファイルがありますが、こちらのフォルダは管理者ならば変更が可能です。
“/Library/Application Support ”フォルダ
アプリケーションが必要とする機能拡張書類を入れるところです。たとえば、Carbon版のDropStuff 6.0J をClassic環境からインストールする場合、アプリケーションはMac OS X アプリとして起動しようとしますが、“StuffIt Engineェ”がないと言われてしまいます。
その場合、ここのフォルダへClassicのシステムフォルダ:機能拡張 フォルダから“StuffIt Engineェ”をコピーしてやるだけで起動します。(だたし、圧縮作業はさらにエラーが出て結局、使えませんのであしらかず)
将来的にMicrosoft Office for Mac OS Xが出たら、ここにたくさんファイルが入りそうですね!。
“/Library/Components”フォルダ
初期状態では存在しませんが、Atok14 for Mac OS X を入れると出現します。System/Library/Components と同じ意味のフォルダです。
“/Library/Desktop Pictures”フォルダ
デスクトップピクチャが格納されています。Finderの環境設定でデスクトップピクチャを設定する時に最初に参照されるところです。
“/Library/Documentation”フォルダ
共有のドキュメントやマニュアルが入るところです。基本的にはアプリケーションがインストールされてその説明書などが入るところです。Help以下にはヘルプビューアが参照するファイルも格納されています。
“/Library/Fonts” フォルダ
フォントを入れるところです。追加するフォントですべてのユーザーで利用できるようにするにはこちらに入れます。
“/Library/Printers” フォルダ
プリンタドライバが入っているところです。必要無いドライバは削除してもかまいません。
“/Library/Receipts” フォルダ
インストールパッケージの履歴が保存されます。.bom という拡張子のあるファイルをTerminal にて lsbom コマンドで開くとインストールしたファイルの一覧が表示されます。
※もちろんこれらのファイルは履歴程度のものなので削除してもオッケーです。ただし、将来的にアンインストール情報として利用されるかもしれません。
“/Library/Screen Savers”フォルダ
スクリーンセーバーを追加で入れる時に使うフォルダです。同様のフォルダは'User Home'/Library の中にも存在しますが、こちらはすべてのユーザーで共通のものです。
“/Library/StartupItems” フォルダ
Mac OS Xが起動時に実行されるサービスを入れておくところです。
Sharityなどではここにドライバを入れます。
/System |/Library|/Users|/Applications & /private