ネットサーフィンしていると時々見かける“AVI型式”の動画、御存じですか?
これはVideo for Windows という規格のもので、VFWと呼ばれることもあります。Windowsで製作されたサイトで公開されている動画にはAVI型式を使用しているものが多くありますが、あなたのブラウザでその動画は見ることができますか?
『見られる』という人はここから先を読む必要はありません。そのままの設定でお使いください。『見えない』または『見ようとするとフリーズする』というひとはこれから解説する設定を試されると良いでしょう。
また、以下のURLでも別の方法をご紹介しておりますので、このページの方法でうまくいかない場合、あわせてお試し下さい。
【関連 Close Up!】
AVI ファイルを再生しよう!(2)
AVI ファイルを再生しよう!(3)
まず必要なのはインターネットブラウザ、Internet Explorer かNetscape Communicator (または Navigator)です。
(iCab は未確認)
それとQuickTime 3.0 以上のバージョンが必要です。ブラウザのバージョンはともかくQuickTime はできるだけ最新にしておく必要があります。
では最初にInternet Explorer で設定を確認しましょう。Internet Explorer (以後IE)の最新バージョンは5なのでこちらの画面で解説します。
- まず、編集-初期設定 を開いて下さい。そして左の項目は「受信ファイル」の中の「ファイルヘルパー」をクリックします。すると右側にファイルの一覧のような画面があらわれます。
【図1】
- このリストをスクロールして、拡張子“.avi”のファイルの項目を探しましょう。
この一覧は種類名の名前順で並んでいますが、「拡張子」の文字をクリックすると、拡張子で並び替えができます。
その状態で“a” “v” “i” と素早くタイプすると簡単に見つかると思います。
見つかったらその項目を選択して「変更」ボタンを押して下さい。以下のようになります。
【図2】
- いままで何も変更した記憶がなければ、おそらく【図2】のダイアログでの「処理方法」は『ブラウザで表示する』となっているでしょう。この設定だとAVI型式の動画が見えないばかりか、WEBサイトによってはIEがフリーズします。
そこで、以下のように変更します。
-
処理方法:を『プラグインで表示する』。
プラグイン名:は『QuickTime Plugin』とします。
以上でIEの設定は変更されました。同じような感じでNetscape やiCabも設定します。
ようするに、“AVI型式のファイルはQuickTime Plugin で処理する設定にする”ということが重要です。
さて、最後にもう一つだけ確認しておきましょう。コントロールパネルの設定です。
コントロールパネル-QuickTimeTM設定 を開きます。そして、ポップアップメニューから『QuickTime 互換機能』に切り替えて「QuickTime 互換機能を使用する」をONにして下さい。この互換機能がONになっていなければQuickTime PluginでAVI型式の動画を再生することはできません。
(設定変更時はMacの再起動が必要です)
あとは、サイト上でAVI型式の動画をクリックすればQuickTime Plugin が起動して動画の再生がはじまります。これで一つインターネットの楽しみが増えましたね!。
補足)AVI型式のファイルをダウンロードして後で楽しむ場合の注意点:
- QuickTime Player で見ようとしても見られない
これはQuickTime Playerの不具合なのかどうか分かりませんが、エラーが出て変換ができません。(Pluginでは再生できるのに変ですね~)
とにかくファイルをダウンロードして楽しむ場合はIEなどのブラウザにファイルをドラッグ&ドロップして再生させてください。