プロジェクトの中身は?
作成したプロジェクトがどうなっているのか、調べてみることにしましょう。パッケージ・エクスプローラーから「MyAndy」を展開して開いていくと、以下のような項目が作成されていることがわかります。
・「src」フォルダ――Javaのソースコードファイルが作成される場所です。ここでは、プロジェクトで設定したjp.allabout.androidパッケージが作成され、その中に「MyAndy.java」というファイルが作成されます。
「gen」フォルダ――自動生成されたJavaのファイルです。ここでは、やはりjp.allabout.androidパッケージに「R.java」というファイルが既に作成されています。
・「Android1.5」――androidアプリ作成に必要なライブラリの設定です。自動的にandroid.jarが組み込まれているはずです。
・「assets」フォルダ――アセットと呼ばれるものの保管場所です。デフォルトでは空です。
・「res」フォルダ――リソースデータの保管場所です。デフォルトで「drawable」「layout」「values」といったフォルダが作成され、それぞれにファイルが保存されているのがわかります。
・AndroidManifest.xml――androidのマニフェストファイルです。XMLで記述されています。
・default.properties――プロパティファイルです。
作成されたプロジェクトの内容。 |
中にはよくわからないものもあるでしょうが、まぁ今すぐこれらを理解する必要はありません。「こうしたいくつものファイル類から構成されているんだ」ということがわかればいいでしょう。それぞれのファイルについては、これから少しずつ説明をしていきますので。