Javaプログラミング/Javaの基本

mainメソッドを使おう(3ページ目)

Javaの基本は『クラスの中にmainメソッドを書く』ということ。これさえわかれば、簡単なプログラムはすぐに書けるようになります!

執筆者:掌田 津耶乃


さまざまな値を表示する


このSystem.out.printlnというものは、テキストだけでなくさまざまな値を表示させることができます。どんな値が使えるか、先ほど作成したmainメソッドのprintln部分をいろいろと書き換えて試してみましょう。

public static void main(String[] args) {
       System.out.println("Welcome to Java!");
       System.out.println("Javaの世界にようこそ!");
}


これが先ほど実行したものですね。テキストの値というのは、このようにテキストの前と後に"記号をつけて記述します。日本語でも英語でもこれは同じです。

public static void main(String[] args) {
       System.out.println(123);
       System.out.println(123 + 456);
}

これは数字を表示させたプログラム。

数字の場合は、このように直接値を記述します。また、下の例のように数式を記述すれば、その結果(答え)が表示されます。+-*/といった四則演算の記号はJavaでもそのまま使うことができます。

public static void main(String[] args) {
       System.out.println("123 * 45 = " + (123 * 45));
}

数字と計算の結果を表示させた例。

さて、これはどうでしょう? 引数の()の中にテキストと数字(計算式)が混在しています。実は、printlnでは、このようにテキストと数字を+記号でつなげて一つにまとめて表示することができます。

プログラミングの世界では、こうしたさまざまな値を利用します。が、実はここにあげたように直接値を扱うことはそう多くはないのです。それよりももっと多用されるのは「変数」です。

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