よしもとおもしろ水族館
コンパクトな水槽に驚きと感動を凝縮
吉本興業といえば、お笑いタレントをはじめ多くの人材を擁し、テレビ番組の企画・製作、劇場などの運営で、知らない人はいない会社。その通称“よしもと”が、水族館をオープンさせることに。その名も「よしもとおもしろ水族館」。名前を聞いただけでは、どこまで本当かわからないようですが、中身は至ってマジメ。7月15日のオープンを前にその概要をいち早くご紹介しましょう。

楽しめて、笑えて、勉強になる。

横浜中華街のド真ん中にあるチャイナスクエアビル3F、白龍館「トリックアートミュージアム」がリニューアルになるというので、どんなふうに変わるのかと期待していたら、びっくり! あの“よしもと”が白龍館と組んで水族館をつくるというから驚いたというか、意外というか。明石家さんまさん、池乃めだかさんら魚にちなんだ芸人さんの芝居小屋か、あるいは写真展でもやるのか。失礼ながら、どこまで本気にしていいのやら半信半疑ですよね。

ところが、実際は、まじめな水族館。300種5000匹が飼育・展示され、来場者はそれら本物の魚を観察することができるのです。ただ、普通の水族館と少しだけ違うとすれば、それは楽しめて、笑えて、学べるという新しいアクアアミューズメントの考え方と、それに沿ったユニークな演出。まさに、それこそが“よしもと”流であり、この水族館の魅力といえましょう。

さんま教授とさかな研究員。


よしもとおもしろ水族館
まじめなさかなクンの解説に笑いでがんがんつっこむ「さんま教授」
では、“よしもと”流の水族館のつくり方について、もうちょっとくわしくご案内しましょう。

最もユニークな点は、やはりギャグが散りばめられていること。ナビゲート役として水族館各所に登場する「さんま教授」「さかな研究員」。さかなクンをモデルにしたさかな研究員の解説に、明石家さんまさんをモデルにしたさんま教授が激しくツッコミます。そんな場面がここかしこに。


よしもとおもしろ水族館
いつも遊びにいって世話をしないさんま教授のおかげで毎日毎日大忙しの「さかな研究員」

また演出ではなく、設計のハード面が醸す雰囲気も普通の水族館とはかなり違います。この水族館の舞台設定は小さな南の島の小学校。中華街ということもあり、中国風ではありますが、学校の教室あり、廊下ありとどこか懐かしい感じがして、アカデミックな場所にありがちなとっつきにくさがありません。


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