小さくて丸くて可愛くってのヴィータがフルモデルチェンジ。このヴィータ、あのドラマ『ビューティフルライフ』で常磐貴子さんが乗っていたクルマ。「女性に似合うコンパクトな輸入車を」ということで選ばれたようです。ふつうドラマで使われると人気が出るのでタイアップが多いのですが、噂によると今回はクルマの可愛さと手頃さで選ばれ、ノータイアップだったとのこと(?)。各方面の自動車メーカーがウチに声をかけてくれれば……と悔しがったとか???
さて、このヴィータがフルモデルチェンジ。日本では95年から売られていたため、6年ぶりのモデルチェンジになるわけです。ちなみにヨーロッパでの名前はコルサ。ただ日本ではトヨタがコルサの名前を使っているので、ヴィータと呼ばれています。
新型になったヴィータは可愛さはそのまま。でもヘッドライトのあたりがきりりと引き締まった印象でしょ。そして後ろ姿もブレーキランプなどが高い位置にタテに配置されていて精悍な雰囲気に。
そして、ひとまわり、ちょこっとだけ大きくなりました。世の中の若い女性は背も高くなっているから、ゆったりと乗れるように、という配慮なんでしょうね。リアシートも広くてオトナでも余裕。トランクも荷物が十分入ります。でも、小回りのよさはそのまま。扱いやすいのがヴィータの魅力ですから。
乗り心地はすっごく! よくなりました。ATが滑らかでいや~なシフトチェンジのときの振動がない。加速していくときも、がくがくせずにスムーズに走っていきます。ドイツのクルマらしくサスペンションが硬く、ついでにシートも硬く、パワステもしっとりと手応えがあり、うーん、日本のヤワな(ごめんなさい!)コンパクトカーとはちょっと違うぞって感じです。
特に嬉しいのは、ヨーロッパ向けはオーディオがカセットなのに対し、日本仕様はなんとCD&MDが標準装備。ドライブに音楽は欠かせないですもんね。こういうところ、気が効いているって感じです。
ヴィータのページ
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