イギリス/イギリス基本情報

イギリス旅行のチップ(3ページ目)

私たち日本人には、馴染みのない「チップ」の習慣。チップを渡すべき場面の判断方法やチップのカンタン計算方法ナドナド、イギリスのチップ事情を詳しく解説!

朝霧 まや

執筆者:朝霧 まや

イギリスガイド

レストランでのチップの払い方、いろいろ

チップが加算されているレシート
チップ(service charge)として自動的に12.5%が加算されているお勘定書
お勘定書(bill)をもらったら、まずはチップが自動的に加算されているかどうかをチェック。加算されている場合は、上に書いたように10~12.5%が 「service chaege」としてかかれています。

加算されていない場合、最後に「Service Not Included」(サービス料は含まれていません)と書いてあったり、「gratuity」として客がチップを書き込む欄が設けられていたりします。時には、自動的にサービス料が加算されている上に、さらにguratuityを書き込む欄があったりもするので、よく見てくださいね。中華料理レストランやカジュアルなカフェなどでは、お勘定書ではなく、お勘定書を乗せてくる小さなトレイに「Service Not Included」と書いてある場合もあります。

サービス料についての記載は、お店ごとに異なります。分かりにくい場合もあるので、分からなければお店の人に「Is service charge included?」(イズ サービス チャージ インクルーデッド?)と聞いてみてもよいでしょう。お勘定書に書かれているサービス料のイロイロな例は、こちらをどうぞ。

チップの払い方は

■飲食代を一旦支払い、チップは別に後で置く
最もカンタンな方法です。飲食代はカードで支払って、チップだけを現金で置いていくことも可能です。

■「gratuities」を書き込む欄がある場合
チップ分の金額を書き込み、それを足した金額を「total」(合計)に書き込んだ上で、合計額を支払います。

算数が苦手な人や、お酒が入って頭の回転が鈍くなっている場合には、ちょっとツライのですが……。そんなときは、「gratuities」の欄は空欄にして、「total」の欄にチップ込みの合計金額を書き込むだけでも大丈夫ですよ。

■カード・リーダーを使う場合

ウェイターがカード支払い用の小さな機械(カード・リーダー)をテーブルまで持ってきた場合には、カード・リーダーの画面に従ってボタン操作をします。

チップの支払いは、途中で「Gratuities?」と聞かれる画面が出てくるので、チップとして払いたい金額を打ち込めば、機械が自動計算してくれます。たとえばチップを5ポンドにしたい場合は、「5」「0」「0」、15ポンドにしたい場合は「1」「5」「0」「0」と打ち込めばOKです。

>>レストラン以外でもチップを払う場面はあります。次のページでは、タクシーやホテルでのチップの払い方です。
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