アフタヌーン・ティーに、舟遊び、由緒ある建物などなど、セピア色のイギリス映画に憧れて、ロンドンに初めて足を踏み入れた人は、映画と現実の差に驚愕しているはず。でも、その満たされない気持ちを抱えたまま日本に帰るのだけは、ちょっと待ってください!そういうイギリス趣味いっぱいの、セレブ気分の一日を過ごせる場所が、ロンドンから 1 時間弱の場所にあるのです。

それも、アフタヌーン・ティー、ボート代、夕食、宿泊、朝食までついて、2 人で 185 ポンド (Sunday Special) から。普通のホテルでもツインで 1 泊 200 ポンドは当然のロンドンから考えると、4 星ホテルでこの値段とは破格の安さ。しかも、そのホテルが建っている場所は、そのホテルだけのプライベート・アイランドなのです!

ロンドン郊外のプライベート・アイランド!

Monkey Island Hotel
イギリス趣味いっぱいの一日を過ごしたかったら写真をクリック!
ロンドンのパディントン駅を出発し、緑豊かな田園風景を車窓から眺めながら約 30 分で、いかにもイギリスらしい小さな町、Maidenhead に着きます。そこからタクシーで 10 分程度で、テムズ川の真ん中に、これまた小さな島が見えてきます。その島全体に広がる庭園の中央に建っているのがモンキー・アイランド・ホテル。26 部屋しかないのですが、この村では有名な由緒正しいプチホテルなのです。

貴族に愛された館

Monkey Island Hotel Ceiling
フランス人アーティストが描いたというモンキー・ルームの天井画は 1738 年以前のもの。
もともとは中世にモンク(お坊さんたち)が住んでいたことから、この名前がつけられたそうですが、18世紀初頭に、マールバラ公チャールズ・スペンサーがこの島を購入し、貴族の館としての歴史が始まります。その後、19 世紀中期までには、宿泊客を迎える宿になっていたということですが、20 世紀初頭には、ヴィクトリア女王の後を継いだキング・エドワード七世とアレキサンドラ王妃が子供たちを連れてアフタヌーン・ティーにこの島をよく訪れていたことから、この島は上流階級のひとたちの間で有名な場所になります。

その後、知る人ぞ知るというホテルになるのですが、50 年ほど前まではこの島へは橋もなく、ボートで渡るしかなかったそうです。小島ですので、15 年ほど前に、私が初めてこの島を訪れたときには、孔雀が放し飼いにされていました。でも、いまは橋が架かっていますので徒歩で渡れます。ご安心を!

定評のあるフランス料理

Monkey Island Hotel Restaurant
料理、サービスも評判があり、レストランとしても知られている。
このホテルはレストランとしても有名で、定評のアフタヌーン・ティー (きゅうりのサンドイッチを食べてうっとりするあなたはもうイギリス病) はもちろん、フランス料理が楽しめます。それから、イギリス趣味で思い出しましたが、宿泊や食事の他に、イギリス・セレブの休日にお約束のシャンパンとイチゴが付くコース (Anniversary Package : 250 ポンド) もあります。詳しくは、メールでお問い合わせください。

変化し続けるロンドンから、1 時間弱の場所に、前世紀の雰囲気のままの場所が時代に置き忘れられたように残っている。それがイギリスの魅力であり、そういう場所を見つけるのがイギリス旅行の楽しみなのです。ロンドンの喧騒から逃れたくなったら、ぜひ、訪れていただきたい場所です。

住所 : Monkey Island Hotel,
Bray on Thames, Maidenhead, Berkshire, England SL6 2EE
(住所も「島」だけに、番号もないのです!)
電話 : 01628 623 400
Fax : 01628 784 732
メール : info@monkeyisland.co.uk

【関連サイト】
ロンドンのホテル
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