香港/香港のグルメ・レストラン

ぷるぷる肌ゲット!香港で食す究極美肌料理

香港を代表する広東料理レストランのひとつ、「唐閣」に、日本の女性のために考案されたという、究極の“美肌”コース料理が登場! 肌によいとされる豪華な食材をふんだんに使った、そのスペシャルなメニューとは!?

執筆者:金澤 典子


セレブや著名人も絶賛
広東料理の『唐閣』


唐閣店内
香港を代表する広東料理レストランのひとつ『唐閣(T'ANG COURT)』
ヨーロッパ調の瀟洒な雰囲気が漂う、チムサアチョイのホテル「ザ・ランガム・ホンコン」。その中にある広東料理店『唐閣(T'ANG COURT)』は、セレブや政界人などが足しげく通うレストランとして知られています。唐朝時代の宮殿をイメージした店内は、シルクの重厚なカーテンや現代彫刻が配され、格調高い雰囲気。香港内外でも数々の賞を受賞するなど、料理の味、パフォーマンスともに美食家を魅了し続けています。

「唐閣」は、「ロブスターと葱、赤玉葱、シャロットの炒めもの」や「カキのポートワイン焼き」などが名物料理ですが、じつは、このレストランにはもうひとつ有名なコース料理「楊貴妃メニュー」というのがあります。これは、絶世の美女といわれた唐時代の楊貴妃をイメージして作られたもの。美肌なるといわれるフカヒレやツバメの巣が含まれ、上品な盛り付けで見た目も美しいコース料理になっています。女性たちに大人気で、この料理を目当てに訪れる日本人観光客も多いそうです。

試行錯誤を重ねた
究極の美肌料理!


美肌御膳
日本人女性のために考案された究極の美肌メニュー「美肌御膳」
この「楊貴妃メニュー」の考案に携わったのが、シニアビジネス・デベロップメントマネジャーの香川倫子さん。その香川さんが、このたびまた新しいコースメニューを作り出しました。それが『美肌御膳』(ひとりHK$1,000)です。

日本人である香川さんが、日本人女性のためにと、シェフと2ヶ月のミーティングを重ねた末に生まれたこの『美肌御膳』は、素肌に良いとされるコラーゲンがたっぷり取れる、究極の美肌コース料理。

「『美肌にはナマコが欠かせない』というシェフと、『ナマコは見た目がグロテスクなので、日本人にはあまり好まれない』という私の意見が食い違ったのですが、最終的には見た目にもこだわって、シェフが上手に調理してくれました。また、広東料理には“煮こごり”というものがないので、どういうものかを伝えるのも大変でしたね。ある日、厨房に呼ばれて行くと、そこにはハート型になった完成品の煮こごりがありました。改良を重ねて出来上がったその煮こごりに、シェフの気持ちが込められているようでうれしかったですね」と開発秘話を教えてくれた香川さん。

そして試行錯誤の末に完成したメニューは──

「ポークのゼリー寄せくらげ添え」
「フカヒレとすっぽんの鮫の骨のスープ仕立て」
「白身魚の卵白蒸 紹興酒風味」
「鮑・魚の浮き袋、干しナマコの煮物 季節野菜添え」
「鶏の塩焼き」
「五穀米ご飯 鶏の煮こごり添え」
「パパイヤと白キクラゲの温かいスープデザート」
「ツバメの巣入りエッグタルト、中華風プチフール」

と、これ以上ないほどに美容成分がたっぷり入った豪華なラインナップ。肌に良いだけでなく、見た目も味も大満足の内容になっています。

贅沢素材を活かした
味とパフォーマンス


メニュー
(写真左上)前菜三種「白身魚の卵白蒸 紹興酒風味」「鶏の塩焼き」「ポークのゼリー寄せくらげ添え」/(左下)「鮑・魚の浮き袋、干しナマコの煮物 季節野菜添え」/(右)「フカヒレとすっぽんの鮫の骨のスープ仕立て」


ハートの煮こごりは、五穀米の上にかけるとハートがみるみる解けていくというパフォーマンスも醍醐味。見かけによらず淡白なナマコも、上湯の味が染みてとっても美味です。「フカヒレとすっぽんの鮫の骨のスープ仕立て」では、サメの骨でだしを取ったスープがこってりとして、いかにも美肌に効果がありそう。すっぽんは、縁側の一番も高いところを使っているというのもこだわりのひとつ。これらの料理には、『唐閣』特製のXO醤をつけていただくのもオススメだとか。

メニュー
(写真左)「五穀米ご飯 鶏の煮こごり添え」。手前にあるのが、シェフが苦労を重ねて考案したハート型の煮こごりです/(右)デザートももちろん美肌効果を意識したメニュー。「パパイヤと白キクラゲの温かいスープデザート」(手前側)に「ツバメの巣入りエッグタルト、中華風プチフール」(奥側)



身体に優しく、肌にいい。しかも、香港に来たら食べておきたい豪華な食材が、目で舌で楽しめる──香港の魅力をぎゅっと濃縮したような「美肌御膳」、女性ならぜひ一度試してみる価値がありそうです。


※HK$ 1=13.68円(2008年1月27日現在)

『唐閣』(T'ANG COURT)
アクセス:地下鉄チムサアチョイ駅から徒歩5分、ホテル「ザ・ランガム・ホンコン」内[MAP]
住所:8 Peking Rd.,TST
営業時間:12:00~15:00、18:00~23:00
※土曜・日曜・祝日11:00~15:00 無休
TEL:852-2375-1133


【関連リンク】
  • 香港美食レストラン/飲茶/私房菜ツ


  • ザ・ランガム・ホンコン
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