アジアの食文化を語る上で欠かせない道具と言えば、やはり“お箸”。箸文化は東アジア全域に見られますが、そのルーツを探ると、やはり古代中国まで遡ると言われています。
その中国では、箸が誕生して3,000年ほど経つのだとか。それまでの手づかみの食べ方から、道具を持って器用に食べることへと発展・普及させたわけですから、お箸はまさに“食の革命児”といっても過言ではないでしょう。
現在は、ただ食べるためだけの道具ではなく、工芸品として愛され、その国々の文化のひとつにもなっているお箸。日本も“お箸の国”ですが、ここ香港でも、箸は日常に欠かせない大切な食の道具になっています。
使うだけで運気が良くなる?
名前も形も縁起のいい香港のお箸
色鮮やかなお箸がズラリと並ぶショップの入口 |
まるで“お箸ギャラリー”のような店内。お椀やお玉などの食器も並んでいます |
人気の箸は、リッチになるという意味を持つ、海の貝で作られた「景泰生輝」(5膳HK$328)や、結婚式などのプレゼントに最適な、Wハピネスが描かれた赤い箸2膳のセット「喜望門」(HK$88)、中国のロングライフのモチーフが描かれた「長寿筷」(5膳HK$128)など。そのほか、「龍飛鳳舞」や「亀鶴延年」など縁起のいいネーミングが多く、贈り物などにも喜ばれそうです。
(写真上段左)赤と黒のレイヤーがきれいな箸の5膳セット(HK$288)/(上段右)長寿を象徴するシンボルが描かれた「長寿箸」(HK$128)。ご両親へのプレゼントにいかが?/(下段左)かわいらしい干支の動物が彫りこまれている箸(HK$38)。タイシルクの袋に入っています/(下段右)これは牛の角から作られたスプーン(小HK$58、大HK$158)。べっ甲のような色合いが上品 |
店内はまるでお箸のギャラリー
種類も豊富でお土産選びにも最適!
どことなく“和風”な柄のお箸セット(HK$1880)。ランチョンマットもセットになっています |
箸を入れたボックスも、オペラの絵や、風景、縁起のいいモチーフなどが描かれていて、どれもおシャレ |
店内は開放的で入りやすく、ショーケースなどのディスプレイも充実していて、まるでお箸のギャラリーのよう。お土産探しにも断然オススメですよ!
※HK$ 1=15.58円(2007年2月13日現在)
『韻泓筷子店』
アクセス:地下鉄コーズウェイベイ駅AまたはF出口から徒歩3分[MAP]
住所:Shop G3, G/F, Liyuan Mansions., 59 Russell St., Causeway Bay
営業時間:10:30~23:00 無休
TEL:852-2890-2800
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