ホテルのグレード別カテゴリー
室タイプにより異なるホテルの料金体系 |
- スーペリア
- スタンダード
- デラックス
- スーパー・デラックス
- ラグジュアリー
ホテルルームの仕様別カテゴリー
例えば、ツインベッドルームやダブルベッドルームを1人で利用する場合をシングルユースと呼びます。また、ファミリー利用でリクエストが多いのが、隣室とジョイントできるコネクティング・ルームです。またワンルーム形式の部屋をステューディオと呼びます。- シングルルーム
- ツインルーム
- ダブルルーム(キング/クイーン)
代表的な海外ホテルの種類
■シティ・ホテル都市・市街区に立地するホテルをさし、交通至便な場所柄から客層も幅広いのがシティ・ホテルの特徴。客室・レストラン・バー、ボウルルーム等があり、国際会議や展示会なども可能なコンベンションホテルや、ターミナルホテル、エアポートホテルなど立地条件で優れたホテルも広義で含まれます。
■リゾート・ホテル
リゾート・ホテルとは海辺、高原、温泉地など観光保養地に立地するホテルで、リラクゼーションを目的に滞在が楽しめます。近年の健康・美容志向ブームで、スパ機能と宿泊を併せ持つスパ・リゾート&ホテルが人気を集めます。また市街地近郊に立地する賭博場併設カジノ・ホテルにもリゾート要素が。
■コンドミニアム
リゾート・マンション様式のキッチン付き長期滞在施設をコンドミニアムと呼びます。分譲・区分所有されているほか、管理会社が一括でホテル形式で貸し出す場合もあるため、コンドミニアム・ホテルと呼ばれることも。所有形態や運営方法、そして国・地域により、アパートメント・ホテル、レジデンシャル・ホテル等々、呼称も異なります。コンドミニアム様式の建物を、週単位で区分所有したものをタイムシェアと呼びます。ホテルチェーン系も開発・販売をしていますが、タイムシェアはホテルではなく不動産の一種。バケーション・オーナーシップと呼ばれています。
■キャッスル・ホテル
ヨーロッパにみられる古城ホテルは、城や宮殿など歴史的建造物を改装したもので、おもにフランス・ドイツ・イギリスなどに点在します。
■オーベルジュ/ペンション/B&B
オーベルジュとは仏語で旅籠(はたご)を意味するレストラン主体の宿泊施設で、食に定評が。ペンションは英語でゲストハウスといい、食事と宿泊をサービスの主体にする家族経営的な宿泊施設をさします。B&Bはベッド&ブレックファストの略で、朝食と宿泊をサービスする、やはり家族経営的な宿泊施設。希望すれば夕食の用意も可能なのが一般的です。ちなみにB&Bはゲストハウスと同意義で、英語圏でよく用いられる呼称。またオーベルジュやペンションは、欧州大陸でよく見受けます。
■モーテル/イン/ロッジ
モーテルとはモータリスト・ホテルの略で、米国本土の幹線道路沿いに多く立地する自動車旅行者専用の宿泊施設。西海岸が発祥でモーター・ホテルとも呼ばれます。インは英国が発祥の居酒屋兼宿泊施設。1階がパブで、2階が宿泊施設といったつくりが特徴で、タバーンやエールハウスなどとも呼ばれます。ロッジは狩猟小屋や山小屋が起源で、欧州の山岳リゾートなどにみられます。
■ヴィラ/コテージ/バンガロー/シャレー
ヴィラとは本来、別荘をさしますが、一軒家やコテージ様式の滞在施設を言い、インドネシア・バリ島などで人気。コテージは山荘を意味しますが、ホテル敷地内にしつらえることも。バンガローは広いベランダが特徴の平屋建てです。シャレーとは、欧州アルプス地方にある山小屋風の宿泊施設をさします。1階部分を繁忙期に貸し出し、2階部分に大家が暮らすことも。スイスによくみられる滞在手法です。
■ブティック・ホテル/デザイナーズ・ホテル/ハイダウェイ
ブティック・ホテルとは、中規模客室数で高品質サービスの個性派ホテルをさし、近年人気の新業態です。米国が発祥、欧州人にも人気が高く、タイのリゾート地などに多数誕生しています。デザイナーズ・ホテルは、著名な建築家やデザイナーを起用した表現重視のホテルで、やはり近年流行の新業態。規模は大小あり、希少性が高いのが特徴です。ハイダウェイは、その名の通り隠れ家的ホテルをさし、小規模で隠遁性の高いリゾート・ホテルの一種です。ダイエットなどのプログラムが充実、カップル需要が高く、セレブリティにも人気の業態です。