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海外ホテルの基礎知識(3ページ目)

初めての海外旅行でホテルを利用するとき、日本の宿泊施設とは使い勝手やルールが多少異なるので、戸惑うこともあるでしょう。海外ホテルの基礎知識をまとめました。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

託児施設や託児サービスについて

託児施設があるホテルでは、託児サービス(有料)を行います。国籍の違う子どもたちが預けられているので、ある程度の年齢に達した幼児を預けるには多少の苦労があるかもしれません。とはいえ、海外のレストランで周囲を気遣いながら食事をするのは、夫婦にとっても子どもにとっても、あまり居心地のよいものではありません。子連れで旅行するときは、これらキッズ向けサービスを上手に活用したいものです。託児には、アレルギーの有無などパーソナルデータを作成し、保護者が書面にサインをします。初日は短い時間から、徐々に環境に馴らす工夫も必要です。

喫煙について

海外のホテルは一般的に、客室をスモーキング・ルーム(喫煙可能の部屋)とノースモーキング・ルーム(禁煙の部屋)に分けています。予約時ないしはチェックイン時に、喫煙者であればスモーキング・ルームを申し出るようにします。

近年、禁煙法や禁煙に関する条例を導入する国や地域が増えています。ホテルもそれに従い全館禁煙にして、喫煙箇所を客室とは別に設ける施設が珍しくありません。チェックイン時に、喫煙が可能なエリアを確認するとよいでしょう。万一、ノースモーキング・ルームで喫煙していることが知れると、当局の指導により、罰金をとられるなどの制裁がありますので注意してください。

館内施設について

ホテル内には、スーベニアショップ(土産品店)やドラッグストア(薬・日用品店)などが、よく併設されています。部屋付けでの買い物はできないのが通例です。現金かクレジットカードで、その場で精算するようにします。また、館内スパなどの利用割引券が宿泊客に配布されることもあります。事前提示や予約が必要なので、条件にそって上手に利用したいものです。

プールやフィットネスセンターを利用する

ホテル併設のプールやプライベートビーチを利用する場合、タオルの貸出があるのが一般的。客室のタオルを持ち出さないようにします。また、館内にジム、フィットネスセンターを併設している場合、宿泊者は無料で利用できるのが一般的です。シューズやウエアなどは日本から持参を。

ビジネスセンターを利用する

ホテル館内にビジネスセンターが設けられている場合、ファクシミリやコピーサービス、インターネット利用などができるほか、手紙や絵ハガキ、小包等の海外発送を受け付けます(いずれも実費が一般的)。
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