文章:森谷 雄(All About「ハワイ」旧ガイド)
スパ、ゴルフ、ショッピングと優雅なリゾートライフが満喫できるコハラ・コースト(写真提供:ハワイ州観光局) |
今なお噴火を続けるキラウエア火山は、ハワイで唯一の「世界遺産」。巨大なカルデラ、白煙を上げるクレーター、広がる溶岩の荒野…… 世界遺産で地球の鼓動を体感し、極上リゾートで癒される。そんな欲張りな滞在、ハワイ島ならできるんです。
火の女神ペレが住む世界遺産
ハワイ火山国立公園
火の女神「ペレ」が住むと言われる「ハレマウマウ火口」は、直径900メートル、深さ400メートル 「キラウエア・カルデラ」内にあり、トレイルを歩いて火口壁近くまで行くことができる (写真提供:ハワイ州観光局) |
ハワイ島東部にある世界遺産、ハワイ火山国立公園(HAWAII VOLCANOES NATIONAL PARK 自然遺産として1987年登録)。ここに現在も活動を続けるキラウエア火山があります。見どころは、標高1,200メートルの山頂にある巨大な「キラウエア・カルデラ」と、その内部にある「ハレマウマウ火口」。白煙を上げるハレマウマウ火口は、火の女神「ペレ」が住むと言われる神聖な場所です。
画像をクリックすると拡大します 溶岩の表面だけが固まり、中が流れて出来たトンネル「サーストン・ラバ・チューブ」への入口(写真提供:ハワイ州観光局) |
クレーター・リム・ロード沿いには展望台や博物館のほか、マナ(霊力)が宿るという溶岩トンネル「サーストン・ラバ・チューブ」、巨大なカルデラを眺めながら食事が楽しめる、1846年創業のホテル「ボルケーノ・ハウス」など観光スポットもたくさん。スタート地点には、キラウエア観光の拠点であり、火山の記録映画を上映する「キラウエア・ビジター・センター」もあります。
おススメは、カルデラの底を歩くハイキング
溶岩台地を踏みしめて、地球のパワーを体感しよう! 次ページへ >>