通勤者も観光客もよく使う場所でのロケは大混乱!?
空飛ぶスーパーマンを大衆が
見上げるシーンが撮影された セントメアリーズ大聖堂前 |
昨年4月には、シティに通勤する人や観光客らもよく利用する「ウィンヤード駅」でも撮影が行われ、周囲は大混乱に!…といってもロケのためだったのですが。1200名ものエキストラが集められ、雑踏シーンを撮影。「ウィンヤード駅」は、「メトロポリス総合病院/Metropolis
General Hospital」に大変身!また、別の角度からは映画の中の「シャスター駅/Shuster Station」としても登場しています。
市内中心部では、「オーストラリア博物館」や「NSW州立美術館」、「セント・メアリーズ大聖堂」前など、観光客も多く訪れる有名スポットでも様々なシーンを撮影。「NSW州立美術館」は映画内では「Metropolis
Museum/メトロポリス博物館」として、また、セント・メリーズ大聖堂前の広場は、空を飛ぶスーパーマンを大衆が見上げる、あまりにもよく知られた重要な(?)シーンとしても登場します。
シドニー市内でのロケは、ニュース・スタンドや郵便ポスト、電話ボックス、そして街中を走るタクシーまでもがすべてニューヨーク風のものに置き換えられたため、一見しただけでは、シドニーだとわからないかもしれません。が、デイリー・プラネット社(クラーク・ケントが勤める新聞社)の車が市内を颯爽と走る姿などに、どこかシドニーの空気を感じ取れるはずです。
無人島は有名なサーフ・ビーチだった!
(C)2006 Warner Bros.
Ent. All Rights Reserved.
ノース・ナラビーンのビーチで 撮影された無人島シーン |
(C)2006 Warner Bros.
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映画の中で無人島に辿り着く…という設定があるのですが、その無人島シーンが撮影されたのは、シドニー北部のノーザン・ビーチズ。いくつも連なるビーチの中から、無人島ロケに選ばれたのは、「ノース・ナラビーン・ビーチ」。毎年年始にジュニアのサーフィン国際大会が開かれるナラビーン・ビーチは、ビージーズの有名な楽曲『サーフィンUSA』の歌詞にも登場するほど、サーファーの間では有名なビーチでもあります。
無人島の雰囲気を出すため、即席に椰子の木が植えられたりと、小道具・大道具を大量に搬入。が、撮影終了と同時に速攻で撤去されました。また、もともと平日は、ほとんど人のいない静かなビーチなのですが、撮影当日は一応人払いが行われたようです。
ナラビーン・ビーチは、平日は本当に静か!サーフィンはもちろんですが、のんびり海を眺めながら過ごすのにもぴったりです。ビーチへの行き方などについては、『2005年度版
厳選!穴場ビーチ・ベスト5』でご紹介していますのでご参考に(※次ページにリンクあり)。
さて、主人公クラーク・ケントの実家ともいえる養父母が暮らす「ケント農場」はこんなところにありました!次のページでは、そのロケ地などをご紹介します。
>>ケント農場とスペースシップ(宇宙船)が墜落した場所のロケ地へ→